例年GWAには、多くのブラス社員がエントリーしています。世の中にたくさんある仕事の中でも賞がもらえるものは限られているので、こんな風に大々的に開催してもらえるのは幸せなことですね。
プランナーにとって目指す場所があるのは、良いこと。歴史を重ねてきたGWAの存在は大きいです。複数回ファイナリストを輩出できたのは、日頃から会社全体でいい結婚式を創っているから、と自信を持って言えます。司会者として多くの結婚式を見てきた私は「もっといい結婚式を創りたい」という想いを募らせ、自分でやるしかないと、ゲストハウス事業を開始しました。その信念が、今も会社全体に浸透しているのだと思います。
社員にいきいきと働いてもらうためにまず大事なのは、採用。何がなんでもプランナーの仕事がしたい、ブラスで働きたい!という人に入ってほしいです。また、1号店の設立から今日まで貫いているのは、1人が最初から最後までを担当するプランナー一貫制のスタイル。だからこそ0から始めて最後まで自分自身で作り上げる大変な仕事だということをきっちり理解したうえで応募してもらい、採用することが重要になります。入社後も、ブラスが大切にしている考え方をしっかりと共有していくので、プランナーという仕事を長く続けてもらうことができる。田端のようにキャリアを積んだプランナーがどんどん増えているのも、本当に素晴らしいこと。お客様と1年もお付き合いして、最後は涙ながらに感謝される……プランナーって、本当に素晴らしい仕事ですよね。いい仕事だと本人に感じてもらい、いい仕事のままでやらせてあげるのが、経営者である私の仕事だと思っています。
成績の表彰はありますが、インセンティブは設けていないのも、わが社の大きな特徴。結婚式はチーム全員で創るもの。そして、仕事への評価はお客様がくれるものです。やりがいをダイレクトに感じることができる、こんなにいい仕事は他にはないですよね。だからこそ、私たちはいい結婚式を創らなければなりません。そのためには、いいプランナー・チームと同じくらい「ハコ」も重要です。新規をとるためではなく、結婚式専用の機能をもつハコ(施設)が必要なのです。私がここまでいい結婚式にこだわるのは、業界への使命感もあります。弊社が成功すれば、追随する他社が生まれる。それをまた突き放す。これこそが、健全な業界の在り方であり、全体の活性化につながる根源となりますから。そのためにも成長し続けることが大切。お客様にとっていいものを創り続けることで、業界全体をよくしていきたいですね。
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