リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

GWA活用ヒント!企業インタビュー(3) アイ・ケイ・ケイホールディングス株式会社

高い視座で働く魅力的な人が多い会社での、人事活動

の業務内容は、採用と育成がメインです。会社の永続的な成長・発展のために、素晴らしい人とのご縁をつなぎ、大切な社員のキャリア支援をするのが私の役目です。

今の会社に入社したきっかけも、「人」でした。説明会で出会ったスタッフたちの話からは仕事観や人生観、生き様が強く感じられ、「広い視野、高い視座で仕事していけるって、すごくかっこいいな。こんな生き方をしてみたい!」と思えたことが、入社の決め手でした。
私と同様、必ずしもウエディングをやりたいというだけではなく、会社のビジョンや文化に魅力を感じ、強く共感して入社する人の割合が多いのも、わが社の特徴だと思います。

入社後はウエディングの営業とプランナーの仕事を経て、人事へ。途中2度の育休をはさんで、今に至ります。
新卒採用から関わった人たちが、プロフェッショナルとしてどんどんステージを上げていくのを感じながら並走できることに、人事として大きなやりがいを感じています。

大切なのは、私たちが作りたいものは何なのかという目的と理念

常日頃から社内で「結婚式場として存在することの意味、価値とは何なのか」といったことが語られるなど、IKKは理念経営をとても大切にしている会社です。
仕事を通してどうお客様と関われるか、お客様の人生に介在するか。そのための理念を全員で理解して未来につなげていくことは必要不可欠で、そのためにさまざまな取り組みをしています。

全社での取り組みの一つは、半期に一度、丸一日使って行う「理念研修」。その日は通常業務をいったん置き、テーマを決めてディスカッションや講義などを行います。
新入社員の集合研修もありますし、拠点ごとに部署・年次を越えてディスカッションなどを行う月1回の自主勉強会もあり、朝礼や昼礼も日常的に実施。このような取り組みで理念の共有を高めています。

部署を越えてのコミュニケーション量が多く、新人ベテラン問わず「一組のお客様をみんなでお手伝いする」という意識が非常に強いのも、特徴の一つです。こういう文化が、チームワークにつながっているのだと思います。

GWAは自分の仕事や結婚式の価値を実感できる貴重な機会

GWAは、自分たちが作り上げている特別な一日の尊さと素晴らしさをあらためて認識し、さらによりよい式を作っていこうという気持ちを高める上で、とても必要な場だと思っています。日々の業務に追われていると内省する機会がなかなか取れないもの。これまで自分がやってきたことがどのような価値を生み出せていたのか振り返ることができるのは、大きいと思います。「こんなすごい結婚式を作ったんだよ」というアピールではなく、お互いに共感して高め合うことのできる、最良の場なのではないでしょうか。
結婚式ってやらなくても済んでしまうけれど、世の中を変えられるぐらい素晴らしいものであり、行うことで人生がより豊かになるものだと本気で思っているので、そういう温かさに触れられるタイミング作りは、私たち人事にとっても命題です。

GWAへのチャレンジは準備も決して楽ではありませんが、人間的にも大きな成長が得られる好機。受賞に至らなくても、これまでしてきたことを言語化してアウトプットすることは、必ずプラスになるはずです。

人が成長する過程は、ものすごいパワーを発揮し、周囲に与える刺激もはかり知れません。私も人事として、社員が「IKKと共にある人生が本当に幸せだな」と思えるような環境づくりに注力し、ご縁ある人々の笑顔と幸せのために行動していきたいなと思っています。

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