FOR WEDDING PLANNER
ウエディングプランナーの
スキル基準
「今の自分は、ウエディングプランナーとして必要なスキルをどれくらい有しているのだろうか?」その問いに答えるために、ブライダルに必要な『20のコンピテンシー』を定義いたしました。
※コンピテンシーとは?
コンピテンシー(competency)とは、「ある職務や役割において優れた業績を創出する人に共通している行動特性」のことを指します。

相手を理解し、関係構築する力
- 誠実さ・人間力
(リレーションシップ) -
誠実さ・人間力
(リレーションシップ)人としての真っ当さ・誠実さ・素直さ・思いやり、時間や約束を守ることを通じて、相手から信頼され好感を持たれる力
- 自分を知り、コントロールできる力
(セルフマネジメント) -
自分を知り、コントロールできる力
(セルフマネジメント)自身の感情や価値観、強み・弱みを理解し、自己管理する能力、他責にしない能力
- 共感と傾聴
-
共感と傾聴
他者の感情や立場を理解し、感じ取る能力、他者の話を注意深く聞き、理解しようとする能力

確実にやり抜く力
- 業務遂行力
(タスクマネジメント) -
業務遂行力
(タスクマネジメント)自身の業務をタスクに落とし、優先順位をつけながら確実にやり切る力、PDCAを回す力。その際、責任感を持ち、諦めない姿勢でもって業務遂行する(スタッフ・プランナー→タスクマネジメント、マネージャー・支配人→諦めずにやり切る力)
- 業務設計力
(プロジェクトマネジメント) -
業務設計力
(プロジェクトマネジメント)QCDを満たすために必要なステークホルダーを自ら巻き込み、実現したい目的・ゴールに至るプロセスを設計する力・スタッフ・プランナー→婚礼を実現させるためのプロジェクトマネジメント・支配人→目標達成のためのプロセスマネジメント
- リスクを先読みする力
(リスクマネジメント) -
リスクを先読みする力
(リスクマネジメント)予期せぬ問題や不確実性の高い課題に対し、これまでの経験学習および広範な情報収集からリスクを先読みし、事前に対応策・回避策の策定・実行する力

巻き込み動かす力
- チームで成し遂げる力
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チームで成し遂げる力
スタッフ・プランナー:他者と協力し、共通の目標に向かって役割分担しながら働く能力
マネージャー・支配人:メンバーの能力を引き出し、メンバー間のコラボレーションを生み出すことで、チーム・組織のパフォーマンスを最大化する力
- 折衝力・交渉力
(巻き込み・動かす力) -
折衝力・交渉力
(巻き込み・動かす力)意見や利益が相反する相手に対して適切なコミュニケーションを行い、コンセンサスを形成し、意思決定を促す力/自分の熱意に他者を巻き込む力
- 人を育てる力
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人を育てる力
スタッフ・プランナー:スタッフの関連するスキルを高めるための指導やトレーニングを行う能力
マネージャー・支配人:各スタッフの育成課題を把握し、必要な取り組みを通じて能力取得を促す力
- 人に任せる力
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人に任せる力
適切な人材に適切な業務を委任し、業務の進行をスムーズにする能力

期待を超える力
- 自己研鑽・学び続ける姿勢
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自己研鑽・学び続ける姿勢
自らの成長やスキルアップのために、自主的に学びや経験を追求する姿勢、学習意欲、情報収集力
- ホスピタリティ・おせっかい力
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ホスピタリティ・おせっかい力
相手のためになりたい、相手が求めるもの以上の価値を提供したいという意思を持ち、想像力を持って期待を超えて価値を提供する力
- 創造力
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創造力
スタッフ・プランナー:まだ形になっていない曖昧で抽象度の高い構想やコンセプトを具現化する力
スペシャリスト/マネージャー・支配人:従来のルールやフロー、型にとらわれない発想や、新しい価値を生み出せる能力
- プレゼンテーション力
(相手の心を動かす表現力) -
プレゼンテーション力
(相手の心を動かす表現力)自身の考え・イメージを相手の立場・理解度に合わせた表現で適切に可視化し伝えることで、相手の心を動かし、行動を促す力

変化を導く力
- 課題を見つける力
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課題を見つける力
潜在的な問題に気づき、状況や情報の分析を通してその背景や原因について仮説を立てる力
- 課題を解決する力
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課題を解決する力
背景や原因を特定し、課題に対して筋のいい打ち手を検討・実行し解決に導く力
- 決める力
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決める力
不確実性が高く前例のない課題に対し、限られた情報・リソースをもとに、事業を前に進める決断を下す力
- 統率する力
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統率する力
異なる立場のステークホルダー(チーム・関係者・業者)の利害を調整し、実現したいゴールに向けてチームを導く力
- 変革する力
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変革する力
広い視点で社内外から新しいアイディアや方法を取り入れ、組織・業界に必要な変革を推進する能力

「ありたい姿」を描く力
- ビジョンの体現を追求する姿勢
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ビジョンの体現を追求する姿勢
スタッフ・プランナー:企業のビジョンを自身の業務と重ね合わせて理解し、その方向性に沿った行動をとることができる
マネージャー・支配人:企業のビジョンを深く理解した上で、自組織の置かれた状況に適した解釈を行い、スタッフ・メンバーに浸透させる力。また、ビジョンの方向性に沿った行動を評価する力