エグゼクティブプランナー

エグゼクティブプランナー

期待役割
プランナーとしての高い価値発揮に加え、チーム全体に目を配り、周囲に働きかけることでメンバーの成長や組織業績を牽引するステージ。
自らのスキルを高めるだけでなく、人を育て、組織課題解決にも取り組むことが求められます。いわば、プランナーのリーダー的存在です。
目安年次
4年~
必要コンピテンシー
「創造力」
お客様の曖昧な要望や難しい要望を自分なりに解釈し、具体的な演出やコンセプトを自ら考え出し、具体化する力が求められます。

「業務設計力(プロジェクトマネジメント)」
「折衝力・交渉力(巻き込み・動かす力)」

結婚式を創りあげるのは、ひとつのプロジェクトを動かすようなもの。既存のルールや枠組みを超えた業務を自ら設計し、関係者を動かしながらやり遂げる力が求められます。その際、利害関係が一致しない相手も含め、意見を調整しながら同じ方向に向かせるスキルも必要です。

「課題を解決する力」
組織においては、潜んでいる課題に気づき、自分で筋の良い打ち手を検討・実行して解決に導く力が求められます。目的をぶらさず、「真の原因」を特定しようという考え方が大切です。
入口のサイン
結婚式当日だけでなく、お客様のその後の生活や人生のことを自然に考えられるようになったり、上司にチームや組織のことについて相談されるようになったら、このステージに一歩足を踏み入れたサイン。
このステージで
抑えるべき行動
  • 他のメンバーや組織に対して関心をもたず、自分の担当業務に没頭する
  • 他のメンバーを動かすよりも、自分で直接手を動かすことで仕事をこなす
  • 仕事や組織に対する不平不満、上司との価値観の相違、愚痴を他のメンバーの前であらわにする
このステージで
伸ばす・意識したい行動
  • 関係者を巻き込み、組織・チームが最大の成果を上げるためのプロセスを考え尽くす
  • メンバーの持ち味や状況をつかみ、自発的な行動を引き出すことで達成に導く
  • 今ないもの・できないことに対して諦めず、できる方法を考える
  • 意見や利益が相反する相手に対しても、臆さずコミュニケーションをとる
出口のサイン
自分が動くよりも、影響力を発揮しながら人や組織を動かし、仕事を成し遂げることに喜びを感じるようになってきたら、次のステージに向かうサイン。また社外の交流が増え、結婚式やプランナーがどうあるべきといった会話も増えてくるでしょう。
この先は、マネジャーや支配人など管理職に進む道と、プランナーとしての「スペシャリスト(P)」に進む道の2つに分かれます。ご自身の希望と会社の制度などの環境をしっかり確認し、上司と相談しながら次のステージを目指しましょう。