愛するホテル雅叙園東京の魅力を社内外の人に届けたい

杉本 里佳
ホテル雅叙園東京
チーフプランナー

成功体験を積み重ねられた秘訣。成功体験を積み重ねられた秘訣。それは目標を書き出すこと

自己成長のために普段から意識的に取り組んでいる事はありますか?

元々、自己分析が好きなんです。占いやMBTI診断など、気になったらすぐに試してしまうタイプで(笑)。そんな性格だからか、目標達成の9マスのマンダラチャート(大谷翔平選手が高校時代活用していたことでも有名)を入社前に書いていました。その結果、1年目に新人賞、2年目には社内MVPを受賞できました。目標を文章にして明確にすると、ちゃんと達成できるんだな、と実感しましたね。もちろん、達成しないのが嫌だった想いもあります。会社から与えられた目標は最低限クリアするものだと考えていて、ダブルスコアを取って初めて自分に合格点をあげていました。目標を達成するために必要な行動を書き出し、難易度ごとにランク分けし、簡単にできることはすぐに行動に移していました。

今は後輩の育成がテーマになり、自分一人の目標だけでなく、チーム全体の成長を考えるようになりましたが、基本的な仕事への向き合い方は変わっていません。メンバーから学ぶ姿勢を持ち、私自身も成長し続けたいです。

新規接客にも同僚にも。「課題を見つける力」が役立っている

自身のステージ診断結果について感じた事は何ですか?

スコアが高かった「課題を見つける力」。これは実際の業務でも意識している部分なので納得です。新規接客の際には、おふたりがどんな方なのかをじっくり観察することを大切にしています。ふとした表情やちょっとした行動が、おふたりの本質的な願いに繋がっていることがあり、それが結婚式だからこそ解決できる課題だったこともありました。これは同僚や後輩にも同じことが言えます。まだ言葉にはしていなくても、きっとこういった部分が後で負担になるだろうなと感じたら、先回りしてフォローするようにしています。

一方で、「巻き込み動かす力」には、確かに課題を感じています。例えば、チームで何かに取り組むとき、経験が浅くて自信を持てない後輩に、どうやってモチベーションを持ってもらうかが難しいんです。でも、色々と話して好きな部分が見つかれば前向きになれる人も多いので、私はとにかく話しかけやすいオーラを発するように心がけています(笑)。マネージャーには相談しにくいこともあの人なら話しやすい、って思ってもらえる先輩でありたいですね。今後も試行錯誤しながら「巻き込み動かす力」を高めていきたいです。

雅叙園の魅力を社会に広げる「スペシャリスト」になりたい「スペシャリ」になりたい

目指すプランナー像は?

チーフプランナーとしての役割を担う中で、後輩の成長やチーム目標を意識することが増えています。たとえば、「新規接客で高い成約率を得るための型」など、これまで自分が培ってきたスキルをシェアし、チーム全体で最大の成果を上げることが今のテーマです。

一方で、キャリアプランを考えると、マネージャーになることよりも、ウエディングプランナーとしてのスキルを深めていきたいという気持ちが強いです。このプランナーステージで設定されている「P:スペシャリスト」が、まさに私の目指す姿ですね。卓越したスキルを発揮しながら、新たな価値創造や事業変革に取り組むことができれば嬉しいです。

以前はフリープランナーに憧れたこともありましたが、やっぱり私は、ホテル雅叙園東京 が大好きなんです。結婚式のために創られたこの素晴らしい場所の魅力を、もっと多くの人に届けたい。理想としては、T&Gの有賀さんのように、社内外含めて交流しながら、これまでになかった価値を生み出し、個人としても会社としても成長していきたいですね。