リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

婚活実態調査

2021年8月31日に、最新の調査結果をリリース!
そこから読み取れるマーケットやカスタマの変化について、担当研究員が解説します。

調査概要 全国の20~40代の男女に婚活サービスの利用実態や意識について調査しました。現在の婚活の概況、サービス利用、志向性などが把握できる調査です。
出典記入方法 「婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)」と必ずご記入ください。

婚活サービスを通じて結婚した割合は16.5%で、3年連続過去最高を更新。
独身者の約27.2%が婚活サービス利用経験があり、
出会いの手法の一つとして定着しつつある。
コロナ禍の婚活を前向きに捉え、オンライン活用が進む。

恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者

婚活サービスを通じて結婚した割合が3年連続過去最高を更新

  • 2020年婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人は16.5%で3年連続過去最高を更新。特にネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が高い。
  • 2020年婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は33.1%。婚活サービス利用者においては、 49.9%が結婚に至っており、その割合は過去最高に。
  • 広義の婚活において、実施(利用)によって結婚できた人の割合は、婚活サイト(44.7%)や相談所(41.7%)、お見合い(22.2%)、知人に紹介を依頼(21.9%)、婚活パーティ・イベント(20.2%)。婚活サイトを利用して結婚した人の割合が最も高い。

恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者の27.2%が婚活サービス利用経験があり、この数年間で増加傾向。特にネット系婚活サービスの利用経験率が一層高まり、出会いの手法の一つとして定着

  • 恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者において、27.2%が婚活サービスの利用経験があり、4年連続で増加(2017年15.6%→2018年18.1%→2019年23.5%→2020年25.5%→2021年27.2%)。男女ともに増加傾向にある。ネット系婚活サービスの利用増加が著しく、婚活サービス全体を底上げしている。
  • 婚活サービスごとに性年代別の利用経験割合をみると、男女ともに全ての年代でネット系婚活サービスの利用経験率が増加。婚活サービスのイメージはこの2年間で、「効率的な手段」という認識が高まるなど変化している。

新型コロナウイルス感染症流行の中でも婚活を前向きに捉え、オンライン活用も進む

  • 婚活に対する意識において、3割以上が「オンライン婚活であればコロナ禍でもできる」「婚活には新型コロナウイルスの流行は関係ない」「オンライン婚活は気軽にできる」と捉えている。同様に、オンラインデートに対する意識では、リアルデートと比較して「費用を抑えながら婚活ができる」「時間が自由」「周囲の目線を気にせず会える」の項目それぞれに3割以上の人が「あてはまる」と回答しており、「あてはまらない」と回答した層より多い。
  • オンラインサービスの利用経験は結婚相談所で30.3%、婚活パーティ・イベントで20.1%と、ネット系婚活サービス以外でのオンライン利用が進んでいる。

担当研究員の注目ポイント!

2020年に結婚した人のうち、約6人に1人は婚活サービスを通じて結婚しており、過去最高を更新。昨年からの伸び幅も過去最高となりました。また、2020年に結婚した人のうち婚活サービスを利用していた人の割合は33.1%となり、2000年は15.0%だったことを考えてもこの20年間で大きく伸長しました。

「恋愛や結婚をしたい」と考えており、かつ恋人がいない独身者では、27.2%が婚活サービスを利用したことがあると回答し、4年連続で増加。その背景には、周囲の利用者の増加や、価格バリエーションの広がりにより、以前から婚活サービスに対して持たれがちだった「恥ずかしい、怪しい、高い」というイメージが払しょくされつつあり、婚活サービスを利用することに対する心理的ハードルが低下している実情があります。また婚活サービスに対する意識では「婚活サービスで見つけた恋人とは、趣味や関心事が合いそう」「婚活サービスは結婚に至るまでの効率が良さそう」と考える人が年々増加していることから、婚活サービスは「共通の価値観を持った相手と効率良く出会える」という認知がより一層高まったことも一因として考えられます。

新型コロナウイルス感染症流行下における婚活に対する意識では、「婚活には新型コロナウイルスの流行は関係ないと思った」と回答した人が比較的多く、その背景には、自粛期間のため1人で過ごす時間や将来を考える時間が増え、誰かと過ごすことの大切さをより重要視するマインドが高まったことがあると想定されます。加えて、人との接触を避けなければならない状況で、これまで以上にオンライン活用が浸透したようです。実際に、3割以上の回答者が婚活に対する意識として「オンライン婚活であればコロナ禍でもできると思った」「婚活には新型コロナウイルスの流行は関係ない」という項目を選択するなど肯定的に捉えており、従来対面での婚活手段が主流であった、結婚相談所や婚活パーティ・イベントでもオンライン活用が進んでいます。またオンラインデートに対する意識では、「費用を抑えられる」「時間が自由」「周囲の目線を気にせず会える」といったメリットを感じており、コロナ禍によってオンライン婚活にせざるをえなくなったというよりは、オンラインの合理性や効率の良さに気づき、オンライン婚活という一つの手段を前向きに捉えていると考えられます。

新型コロナウイルス感染症流行下で、他者との対面での接触が限られる中、精神的なつながりがよりかけがえのないものと考えられるようになりました。特に「絶対的な存在=結婚相手」を求める人たちにとって、合理的で効率の良い方法で相手を見つけられる婚活サービスは、有効な出会いの手段の一つとして、ますます世の中に浸透していくと考えられます。

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日本の人口構造に
ついて知りたい②
住民基本台帳人口移動報告(総務省統計局)
市区町村が作成した性別・年齢別の人口、世帯数、1年間の人口動態データ
最新の人口分布を
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推計人口(総務省統計局)
国勢調査実施年以外の10月1日現在の年齢別、県別、性別の人口データ
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将来推計人口データベース(国立社会保障人口問題研究所)
100年先までの日本の人口を都道府県別・市区町村別等の予測データ
人口に関する
様々なデータを知りたい
人口統計資料集(国立社会保障人口問題研究所)
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世界の人口分布と
推移を知りたい
世界の統計(総務省統計局)
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人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」(厚生労働省)
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