2021年3月23日に、最新の調査結果をリリース!
そこから読み取れるマーケットやカスタマの変化について、担当研究員が解説します。
調査概要 | 全国の20代~40代の女性のうち、直近1年以内に入籍した方を対象に行った、新婚を機とした消費行動やライフスタイルに対する考え方など、新婚カップルの実態を把握できる調査です。 |
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出典記入方法 | 「新婚生活実態調査2020(リクルートブライダル総研調べ)」と必ずご記入ください。 |
新婚生活に向けた消費行動
結婚を機にインテリア・家具、家電製品を購入した新婚カップルの割合は66.8%で、購入金額の平均は59.0万円。インテリア・家具、家電製品購入割合は微減。一方で、購入金額の平均は前回調査より増加しており、新婚生活スタート時は依然として大きな消費のタイミングに
- 結婚を機に、インテリア・家具、家電製品のいずれか、または両方を購入した人の割合は66.8%で、前回調査より減少。一方で、購入金額の平均は59.0万円で、前回調査より増加。
- インテリア・家具購入者の割合は55.8%で、前回調査より3.6ポイント減少。入籍時期別のインテリア・家具の購入者の割合の傾向を見ると、「10-12月」にかけて減少していく傾向は前回調査と同様の結果となった。
- インテリア・家具の購入金額の平均は31.5万円。入籍時期別の購入金額の平均においては、「10-12月」購入者の金額が前回調査と比較し高い。
- 家電製品の購入者の割合は57.6%で、前回調査より2.3ポイント減少。入籍時期別の家電製品の購入者の割合の傾向を見ると、「10-12月」にかけて減少していく傾向は前回調査と同様の結果となった。
- 家電製品の購入金額の平均は37.8万円であり、3回調査の中で最も高い。入籍時期別の購入金額の平均においては、「10-12月」購入者の金額が前回調査と比較し高い。
新型コロナウイルス感染症流行拡大により、自宅で快適に過ごしたい意識に加え、インテリア・家具、家電製品に対するこだわりも高まっている
- 新型コロナウイルス感染症流行拡大による意識の変化を見ると、「自宅で快適に過ごしたい」と思うようになった割合が84.6%。加えて、約3人に1人が「インテリア・家具」「家電製品」にお金をかけたい意識が高まっている。
インテリア・家具、家電製品を「インターネット通販」で購入する割合が増加傾向。また、「二人の合意」をもとにアイテムを選択している割合が増加。結婚生活準備の方法が変化しつつある
- インテリア・家具の購入先の上位3項目は、「ホームセンターの家具売り場」「インテリアショップ・家具専門店」「インターネット通販」。家電製品購入先の上位3項目は「家電量販店」「インターネット通販」「ホームセンター」。インテリア・家具、家電製品ともにインターネット通販の利用率が増加傾向。
- インテリア・家具、家電製品を購入する際の行動を見ると、「妻の意見」「夫の意見」が減少し、「二人の合意」で購入している割合が増加。
約6組に1組が新婚タイミングで新居を購入している
- 結婚を機に新居を購入する割合は2割近くを占め、前回調査より3.5ポイント増加。クルマにおいても14.4%が新規購入している。
新婚夫婦の家計管理
新婚夫婦の家計管理において、「独立型家計」「協働型家計」が増加。生活費支出方法・管理方法が夫婦でイーブンの家計管理を選択する夫婦が増加しつつある
- 夫婦の家計管理状況において、生活費の支出および家計管理をそれぞれで行う「独立型家計」、生活費の支出および家計管理を夫婦二人で行う「協働型家計」が増加。