リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

結婚トレンド調査

2021年11月4日に、最新の調査結果をリリース!
そこから読み取れるマーケットやカスタマの変化について、担当研究員が解説します。

調査概要 2020年4月~2021年3月に挙式、披露宴・ウエディングパーティを実施した、もしくは実施予定があった『ゼクシィ』会員を対象に、結婚式の内容や使った金額、検討手段や選んだ理由など、結婚式の実態を聴取した調査です。
出典記入方法 「ゼクシィ 結婚トレンド調査2021調べ」と必ずご記入ください。

コロナ禍で結婚式を挙げた人で「自分の人生が好きになった」は7割以上で昨年調査から増加。背景には、コロナ禍で迷いながらも結婚式実施の決断をした姿が

二人が結婚式を通して得たことは、「自分の人生が好きになった」72.9%で昨年の調査から6.4ポイント増加。

9割以上が、「人生の節目である結婚に際して結婚式を行って良かったと思う」「結婚式を通して、二人の絆が深まったと思う」「結婚式を通して、列席者から二人が応援されていると感じた」と回答。

コロナ禍で、結婚式を実施することを迷ったと答えた割合は9割。

コロナ禍で実施に踏み切った理由は、半数以上が「親・親族が背中を押してくれたから」と回答し、最多。「衛生面で安全な実施が可能だと思ったから」が次いで高い。また、入籍から挙式までの期間の平均は8.5カ月で、2013年調査以降、最も期間が⾧かった。

コロナ禍による挙式、披露宴・ウエディングパーティーへの影響があった人は、95.9%。

影響の内容は、「列席者・招待客を限定した」「アルコール消毒液を設置、配布した」「テーブルコーディネートで感染症対策を行った」等、感染症対策として実施した内容が上位を占めている。

演出を決定する際に心掛けたこと、「アットホームなムードになること」が昨年の調査から4.1ポイント増加。

「親の気持ちや意見を大切にすること」も、昨年の調査から微増。披露宴・ウエディングパーティーに関して実施した演出においても、ゲストとの心理的な距離を縮める工夫や、親へのプレゼント関連が、昨年の調査から増加している。

会場決定後のオンライン打ち合わせへの会場の対応割合は、時期を追うごとに増加し、2021年1月~3月には半数以上。

オンライン打ち合わせを「利用した」割合は、2020年4月以降、40%前後で推移。利用理由としては、5割以上が「感染症などでも安全に利用できるから」「実際に足を運ぶ時間を取られないから」と回答。

挙式、披露宴・ウエディングパーティー総額の平均は292万3,000円で、昨年の調査から70万円減少。

新型コロナウイルス感染症の影響により、挙式、披露宴・ウエディングパーティーの予算・金額を当初予定より縮小して実施した人の縮小した金額は、平均124万8,000円縮小となっている。

披露宴・ウエディングパーティーの招待客人数の平均は42.8人で、昨年の調査から23.5人減少。

新型コロナウイルス感染症の影響により、挙式、披露宴・ウエディングパーティーを「招待・参加人数を縮小して実施した」と回答した割合は7割以上。

招待客一人ひとりへのおもてなしを重視する傾向。

一人当たりの料理費用〔飲み物を除く〕の平均は1万6,100円で、年々増加傾向にある中、昨年の調査からは500円増加。一人当たりのギフト費用の平均は6,800円で、昨年の調査から900円増加しており、ここ7年間で比較すると2019年調査と並んで最も高い水準。

調査データ・ダウンロード

ニュースリリース2021/11/4 更新

報告書(全データ)2021/11/4 更新

報告書別冊(新型コロナウイルス感染症による影響について)2021/11/4 更新

2020年以前のデータはコチラ

担当研究員の注目ポイント!

コロナ禍の結婚式は自己肯定感と絆を高め、結婚式の中身はゲストへのおもてなし志向が高まる結果に

今回の調査は、コロナ禍の2020年4月~2021年3月に結婚式を実施した方が対象となっています。その影響を受け、挙式、披露宴・ウエディングパーティー費用総額、招待客人数は、昨年と比較して減少しました。一方、結婚式を通して得たこととして、「自分の人生が好きになった」と答えた方の割合が昨年調査から6.4ポイント増加しています。また、9割以上が、「人生の節目である結婚に際して結婚式を行って良かったと思う」「結婚式を通して、二人の絆が深まったと思う」「結婚式を通して、列席者から二人が応援されていると感じた」と回答しました。

このような自己肯定感の高まりや、絆の高まりの背景としては、結婚式を実現するまでの過程が影響していると考えられます。結婚式を実施した方であっても、9割以上が結婚式を実施することに対して迷った、と回答しています。また、入籍から挙式までの期間は、2013年調査以降、最も期間が⾧い、という結果になりました。

結婚式の実施を迷い、実施を決断するまでにどのような過程があったのでしょうか。きっと、自分自身の過去や二人のこれからの人生に向き合い、今までお世話になった方の顔を思い浮かべながら、「今の時期になぜ結婚式を実施するのか」、結婚式を実施する意味を二人で話し合う時間が、例年の新郎新婦以上にあったのではないでしょうか。また、周囲の方や招待する方に対しても「なぜ今、結婚式を実施するのか」「なぜ結婚式に参加してほしいのか」を丁寧にコミュニケーションする過程があったはずです。その上で、周りの方の応援と支えがあったからこそ、結婚式の実現に至ったのではないでしょうか。だからこそ、結婚式を実現できた際に、「結婚式ができて本当に良かった」と、二人が周りの方と喜びを分かちあうことができたのだと思います。これらの、一つ一つの過程が、自己肯定感を高め、そして結婚相手や周りの方々との絆を高めたのだと思います。

自己肯定感が高まるというと「自分軸」が強まったと感じられるかもしれませんが、実際の披露宴・ウエディングパーティーの内容は、「ゲストへのおもてなし志向」が高まる傾向となりました。例えば、招待客一人当たりの料理単価、ギフト単価は、共に昨年比で増加しています。また、規模縮小による密の回避やソーシャルディスタンスの確保を余儀なくされたコロナ禍での結婚式ではありますが、実施した演出においてゲストとの心理的な距離を縮める工夫や、親へのプレゼント関連が、昨年の調査から増加するなどの傾向が見られました。

今の時期に結婚式を実施するからこそ、そして大切な人に出席してもらうからこそ、しっかりとおもてなしをしたい、という新郎新婦の気持ちがうかがえる結果となりました。

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。また、ご使用に際して「株式会社リクルートお問い合わせ窓口」までご一報ください。

お役立ちリンク集

人口について

日本の人口構造に
ついて知りたい①
国勢調査報告(総務省統計局)
性別・年齢別、国籍・配偶関係・世帯・教育程度等、就業状態・産業・職業社会経済分類、収入の種類、市区町村等の人口データ
日本の人口構造に
ついて知りたい②
住民基本台帳人口移動報告(総務省統計局)
市区町村が作成した性別・年齢別の人口、世帯数、1年間の人口動態データ
最新の人口分布を
知りたい
推計人口(総務省統計局)
国勢調査実施年以外の10月1日現在の年齢別、県別、性別の人口データ
日本の将来の人口と
推移を知りたい
将来推計人口データベース(国立社会保障人口問題研究所)
100年先までの日本の人口を都道府県別・市区町村別等の予測データ
人口に関する
様々なデータを知りたい
人口統計資料集(国立社会保障人口問題研究所)
人口に関する主なデータついて一覧掲載
世界の人口分布と
推移を知りたい
世界の統計(総務省統計局)
国連やWHOの統計に基づいた世界の人口データ

婚姻組数について

婚姻組数・再婚組数の
推移を詳しく知りたい
人口動態調査(厚生労働省)
婚姻・離婚等の組数データ。出生死亡等も扱う。
婚姻組数の長期的な
変遷とトピックスを知りたい
人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」(厚生労働省)
婚姻の動向についての分析結果
将来の婚姻組数の
予測が知りたい
婚姻組数予測(リクルート ブライダル総研)
ブライダル総研作成婚姻組数予測(2015年9月更新)

結婚と結婚生活について

夫婦の家庭での役割・
生活意識の変化を知りたい
家庭動向調査(国立社会保障・人口問題研究所)
家庭の出産、子育ての現状、家族関係の実態資料
結婚・出産・就業への動きを
属性別に知りたい
21世紀成年者縦断調査(国立社会保障・人口問題研究所)
結婚、出産、就業等の実態及び意識のトラッキング調査
男女の出会い~結婚~
出産の変遷を知りたい
出生動向基本調査(国立社会保障・人口問題研究所)
結婚と夫婦出生力の実状・背景の調査資料

消費動向について

時事の社会的テーマから
消費を読み解きたい
国民生活白書(内閣府)
内閣府が毎年1回まとめて発表する、国民生活全般についての動きや変化を分析した年次報告書

結婚式場運営について

個人サービス産業の
動向が知りたい
特定サービス産業動態統計調査(経済産業省)
結婚式場業の最新の売上高・取扱件数・従業員数等の調査結果
個人サービス産業の
主要指標を見たい
特定サービス産業実態調査(経済産業省)
結婚式場業の事業所数、就業者数、年間売上高等の調査結果
About us ブライダル総研について
「リクルート ブライダル総研」は、恋愛、結婚、家庭生活全般に関する調査・研究、未来への提言を通じて、ブライダルマーケットの発展と社会課題の解決に貢献することを目的として活動しています。