◆別撮りの実施率は57.0%と2013年から13.6pt上昇
夫婦にとっていつまでも結婚した当時の思い出を振り返ることができ、結婚式当日とはまた異なる表情が垣間見える別撮り写真。
「ゼクシィ結婚トレンド調査2019首都圏版」にて、2018年4月~2019年3月に結婚した花嫁に別撮り写真の実施状況について調査しました。
別撮りのスタジオ・ロケーション撮影の実施状況(全体/単一回答)
■別撮りのスタジオ・ロケーション撮影を実施した
13年:43.4% 19年:57.0% 差:13.6pt
別撮りの実施率は57.0%と2013年から13.6pt増加しています。結婚式当日とはまた違った雰囲気でゆったりと撮影できる別撮りの実施率は13年と比較し上昇していることがみてとれます。
◆別撮り実施の理由として「別撮りの写真を結婚式当日の演出に使用する」新郎新婦が増加。2人だけの思い出だけでなく、大切なゲストへ共有するものへと変化の兆し
では、以前と比べ花嫁が別撮りをする理由に変化はあるのでしょうか。
【別撮りのスタジオ・ロケーション撮影をした理由(別撮りのスタジオ・ロケーション撮影実施者/複数回答)】※全20項目中13年調査との差が大きい上位5項目を抜粋
◆当日ウェルカムボードとして使うため
13年:33.6% 19年:47.3% 差:13.7pt
◆当日席次表などのペーパーアイテムとして使うため
13年:11.4% 19年:21.0% 差:9.6pt
◆挙式・披露宴・披露パーティ以外で撮りたいシーンがあった
13年:29.9% 19年:36.4% 差:6.5pt
◆その他当日に使いたかった
13年:7.7% 19年:13.3% 差:5.6pt
◆当日映像演出として使うため
13年:20.7% 19年:25.1% 差:4.4pt
2013年と比較し、別撮りのスタジオ・ロケーション撮影をした理由の特徴として、「別撮りの写真を結婚式当日にも使用するようになったこと」が挙げられます。実に2013年からの増加幅が大きい上位5項目中4項目において、当日の利用に関する理由が該当していることがわかります。中でも、「当日ウェルカムボードとして使う」という用途に関しては、13年調査の33.6%から19年には47.3%と、13.7pt増加していることがみてとれます。
別撮りは2人の思い出のためだけでなく、大切なゲストに共有するものへと変化しつつあるようです。近年、結婚式は「感謝の場(19年調査 93.3%)」に加えて、「人生を振り返り自分の生き方を再認識する場(19年調査 67.6% 15年調査より6.3pt増)」であると捉えられ始めています。別撮り撮影においても、2人が出会った場所などで撮影をするなど、二人らしさを表現した写真を撮るカップルも一定数います。別撮りの写真撮影を通じて二人らしさや出会いのルーツを表現し、当日共有することで、ゲストから共感を得、自分たちが生きてきた軌跡を再認識するツールとしての意味合いが高まりつつあるのかもしれません。
◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「「別撮り実施率は」
◆「ゼクシィ結婚トレンド調査」はこちらを御覧ください⇒ 「ゼクシィ結婚トレンド調査」
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