◆恋人がいる人といない人の気になる異性へのアプローチに違いは?女性は「初歩的なアプローチ」、男性は「一歩踏み込んだアプローチ」に行動の差
恋愛結婚調査2019において20~40代の独身男女の約7割に恋人がいないことがわかりました。では、「恋人がいる人」と「恋人がいない人」では行動にどのような違いがあるのでしょうか。恋愛意向のある未婚者に男女別で分析しました。
【気になる人・好きな人ができたらする行動(恋愛意向がある未婚者/複数回答)】※全13項目中恋人がいる人と恋人がいない人の差が大きい上位3項目を抜粋
※詳細データは下記PDFよりご覧ください
恋人がいる人といない人に「気になる人ができたらする行動」をみたところ、恋人がいる人はいない人に比べて、自ら何かしらの行動をしていることが特徴的です。加えて、項目を細かくみていくと、男女で行動における質が異なることがわかります。恋人がいる女性はいない女性に比べ「連絡先を聞く」「話しかけようとする」といった項目に差があり、恋人がいる男性はいない男性と比べ「デートに誘う」「電話をする」などの項目に差があることが特徴的です。つまり、女性は繋がりを生むため、より「初歩的なこと」から行動し、男性は繋がりを生むアプローチだけでなく、更に「一歩踏み込んだ行動」をしていることがみてとれます。
◆恋人がいる人はいない人に比べ、気になる異性と一緒にいる際に「コミュニケーションへのこだわり」「適度な接触」を通じて親近感を創出
では繋がりができた後、恋人がいる人といない人で気になる異性と一緒にいる際に意識している言動に差はあるのでしょうか。
【気になる人といるときに意識して行っている言動(恋愛意向がある未婚者/複数回答)】※全30項目中恋人がいる人と恋人がいない人の差が大きい上位5項目
※詳細データは下記PDFよりご覧ください
アプローチの次の段階として、 「気になる人と一緒にいるときに意識している言動」について恋人がいる人といない人の差を男女別にみたところ、いくつかの共通項目があることがわかりました。まず特に差が大きいTOP2として「手をつなぐ」「適度にボディタッチをする」など適度な接触を意識していることがわかりました。更に次点として、「下の名前で呼ぶ」「ありがとうを言う」など、コミュニケーションを通じた親近感の創出も差が大きいことがわかります。
これらを踏まえ、男女共通で恋人がいる人は恋人がいない人に比べ、関係性をつくる上でベースとなる基本のコミュニケーションをしっかりと実施し関係性を深め、その上で適度なスキンシップを図ることで距離感を一気に縮めることに繋がっているのではないでしょうか。
◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「恋人づくりのプロセス」
◆「恋愛・結婚調査2019」のリリースはこちらを御覧ください⇒「恋愛・結婚調査2019」
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「恋愛・結婚調査2019(リクルートブライダル総研調べ)」と明記いただきますよう お願い申し上げます。