リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

恋人がいない人はいる人に比べ、自己評価と恋人に求める得点の差が大きいことが特徴的 恋人づくりのために「相手への条件範囲の再考と自分磨きの実施」がカギ

本調査の実査を担当する「ブライダル総研」は、を企画運営する株式会社リクルートマーケティングパートナーズおける調査・研究組織です。結婚や結婚式に関する調査・研究、未来への提言を通じて、ブライダルマーケットの発展に貢献することを目的として活動しています。

◆恋人がいない人はいる人に比べ、内面と外見における自己評価と恋人に求める得点に差があることが特徴的。「相手への条件範囲の再考と自分磨きの実施」がカギ

 恋愛結婚調査2019において20~40代の独身男女の約7割に恋人がいないことがわかりました。では、「恋人がいない人」と「恋人がいる人」ではどのような特徴の違いがあるのでしょうか。付き合うにあたって「恋人に求める得点・自身の得点」について分析しました。

恋人にする相手に求める得点/自身の得点(全体/恋人有無別/数量回答)

 ※詳細データは下記PDFよりご覧ください

 

恋人がいない人といる人に「恋人にする相手に求める得点と自身の得点」をきいてみたところ、恋人がいない人はいる人に比べて、内面と外見ともに「自己評価と恋人に求める得点に差がある」ことがわかりました(内面:4.8点・外見:7.6点)。

よって、「相手に求める評価と自身の評価の差」は関係性が深い可能性があります。

このことから、恋人がいない人は恋人づくりにおいて2つのアプローチが考えられます。1つは「相手への条件範囲を広げてみる」こと。もう1つは「自身で積極的に自分磨きを行い、内面・外見の向上に努める」というアプローチです。この2つのアプローチを踏まえ、恋人づくりの可能性を最大限高める為には、2つを併せて「相手への条件範囲を広げ、自分に自信がもてるよう自分磨きを徹底する」ことが近道になるのではないかと考えられます。

 

 実際に、恋人有無別で「恋愛に対する考え方」に関して分析したところ下記のような結果がみえてきました。

恋愛に対する考え方(全体/恋人有無別/非常にあてはまる・ややあてはまる計)

◆恋愛とは自分を磨く機会だと思う

恋人あ68.3%   / 恋人なし:50.8%  差17.5pt

常に異性にモテことを意識している

恋人あり26.6%   / 恋人なし13.6%  差13.0pt

恋愛に対して理想が高い方である

恋人あり37.1%   / 恋人なし44.2%  差7.1pt

 恋人がいる人はいない人と比べ、「恋愛は自分を磨く機会」として捉えていることがわかります。加えて、「常に異性にモテることを意識している」ということもわかりました。

その一方で、「恋愛に対して理想が高い」という割合は恋人がいる人よりも恋人がいない人の割合が高いことが分かりました。

これらを踏まえ、やはり「相手の条件範囲を広げ、自分に自信がもてるよう自分磨きをすること」は、恋人づくりにおける重要なカギの1つとなりえるのではないでしょうか。

◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「[恋人がいない人は」

◆「恋愛・結婚調査2019」のリリースはこちらを御覧ください⇒「恋愛・結婚調査2019」
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「恋愛・結婚調査2019(リクルートブライダル総研調べ)」と明記いただきますよう お願い申し上げます。

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