リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

恋人に求めるものは? 男性は「優しさや癒し」、女性は「約束を守ること」

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:柏木 斉)が運営するブライダル総研では、結婚トレンドにかかわる基礎資料として、20代から30代の未婚者2000人、既婚者(婚約中含む)400人を対象に『第1回 恋愛観調査』 を首都圏、東海 、関西の3地域で実施しました。 ここに調査結果の一部をご報告いたします。

① 男性が恋人に求めるもの、1位「優しさや癒し」。女性は「約束を守る」こと。

ブライダル総研では、『第1回 恋愛観調査』で未婚者に「恋人に求めること」を聞いてみました。

男性が恋人に求めることの1位は「優しさや癒し」、2位「約束を守る」、3位「意思の疎通(コミュニケーション力)」となりました。一方、女性が恋人に求めることのは1位「約束を守る」で、2位「意志の疎通(コミュニケーション力)、3位「自分の性格を理解し受け入れてくれる」となりました。
順番は前後するもの上位5項目の内容は男女間に違いはありませんでした。


② 男性は恋人に「家事ができること」、女性は恋人に「体力や腕力」を求める。性別での役割分担が存在。 
 
では、男女で違うことはどんなことでしょうか。
男女間でギャップを見てみると、男性が女性よりも恋人に求めていることは「家事ができる」ことや「容姿やスタイルの良さ」。一方、女性が男性よりも恋人に期待することは「体力や腕力」、「経済力」などです。

男性は外で働き、女性は家庭でというような価値観から生まれた“男らしさ/女らしさ”が恋人にも求められているようです。

③ 恋人がいない人が求めるのは見た目。いる人が求めるのは頼り過ぎない関係。

 それでは、”恋人”がいる人と、恋人が欲しいのにいない人の違いは何でしょうか。
 恋人がいる人と欲しい人のギャップを見てみると、恋人が欲しい人は恋人がいる人よりも「容姿・スタイル」を求める傾向があります。
 一方、恋人がいる人は欲しい人よりも男性では恋人に「経済力」を求め、女性では恋人に「家事ができること」を求める傾向で、“男らしさ/女らしさ”の価値観と反対のことが上位にきています。
 “男らしさ/女らしさ”という性別の価値観で期待することは、いざ付き合ったときには負担となりやすいのかも知れません。頼り過ぎない関係を築くことが恋人関係には重要と言えそうです。

◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください→soukenRN_120208.pdfをダウンロード   
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「第1回恋愛観調査(リクルート ブライダル総研調べ)」と明記いただけますようお願い申し上げます。また、ご使用に際してこちら「リクルート広報窓口」までご一報ください。

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