リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

寿退社希望は7.8%。
男性が思っているより「働きたい」と思う女性

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するブライダル総研では、『女性の働き方のアンケート』(首都圏、東海、関西在住の20代~40代の男女が対象)を実施しましたので、その結果をお伝えします。

① 寿退社希望は7.8%。男性が思うよりも女性は「仕事をしたい」と思っている。

 20代~40代の未婚者に、「女性の働き方の理想のスタイル」を聞いてみたところ、女性では最も多かったのが「子供が出来たら仕事をやめ、子供が大きくなったら再び仕事を持つ」で33.2%、続いて「子供ができても、ずっと仕事を続ける」で28.2%でした。 「女性は結婚するまでは仕事を持つ」という、かつてオーソドックスだった“寿退社”を理想とする女性は、7.8%のみと今ではだいぶ少数派となっているようです。
 男女別に見てみると、男性は「わからない」と答える人が多いものの「子供が出来たら仕事をやめ、子供が大きくなったら再び仕事を持つ」「子供ができても、ずっと仕事を続ける」など、結婚や出産にかかわらず働きたいという項目で、男性よりも女性が多い結果となりました。
 反対に、「子供ができるまでは仕事を持つ」「女性は結婚するまでは仕事を持つ」など、結婚や出産を機に仕事を辞めるという項目では、女性よりも男性の方が割合が高くなっています。

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② 理想は働きたい、でも辞めてしまう現実。


 今度は20代~40代の女性の既婚者に、「女性の働き方の理想のスタイル」と「実際の働き方のスタイル」を聞いてみました。理想のスタイルで最も多かったのは、未婚者と同様で「子供が出来たら仕事をやめ、子供が大きくなったら再び仕事を持つ」(42.7%)で、続いて「子供ができても、ずっと仕事を続ける」(22.3%)という結果でした。

 しかし「実際の働き方のスタイル」では、「子供が出来たら仕事をやめ、子供が大きくなったら再び仕事を守る」「子供ができても、ずっと仕事を続ける」など仕事を続けるスタイルは理想よりも低く、反対に「子供ができるまでは仕事を持つ」「女性は結婚するまでは仕事を持つ」と結婚や出産を機に仕事を辞めるというスタイルが理想よりも多い結果となっています。

結婚生活を送るにあたり、女性は旦那さんの志向に合わせる人も多いのかもしれません。
しかし、男性が思っているよりも「仕事をしたい」と思う女性の欲求は多そうです。
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◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください→soukenRN_120822.pdfをダウンロード 
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