◆子どもの婚活に関わることに対して消極的な親。「結婚の促し」をした親は6.7%にとどまる
子どもの婚活において、親は関わっても良いのでしょうか。「恋愛・婚活・結婚調査2015」にて、20代~40代男女に「自分の婚活への親の関わり方」について調査しました。
【あなたの親があなたの結婚のために行ったこと上位5項目(20代~40代未婚男女/結婚希望がある人/複数回答)】 ※回答者は子どもの立場
・親から「結婚」の促しがあった 6.7%
・親がお見合い話を持ってきた 6.0%
・親が周りの人にあなたが独身であることをアピールした 4.9%
・親のみで『婚活』パーティ・イベントに参加した 3.5%
・親から具体的な結婚相談所への登録の勧めがあった 2.3%
自分の親が実際に行ったことを見ると、もっとも高い「結婚の促し」でも6,7%にとどまり、親は子どもの婚活に対し、ほとんど関わっていないことがわかりました。子どもに「結婚してほしい」という気持ちすら伝えていない親が多いようです。
◆自分の婚活に親が関わることに対して寛容的な子ども。特に女性は半数以上が許容できると考えている
では、子どもは親が婚活にかかわることに対し、どのように考えているのでしょうか。
【あなたの婚活に親が関わることに対する許容度(20代~40代未婚男女/結婚希望がある人/単一回答)】 ※回答者は子どもの立場
・許容できるものはある:45.6% (男性39.1%/女性51.5%)
・許容できるものはない:54.4% (男性60.9%/女性48.5%)
子どもの自分の婚活に対する親の関わりの許容度を見ると、45.6%は「許容できる」と回答していることがわかりました。特に女性は半数以上が、親がかかわることに対し許容できると考えていることがみてとれます。
また、許容できる親の関わり方の上位5項目をみると、1位は「親から『結婚』の促しがある」で、2位は「親がお見合いを持ってくる」、3位は「親があなたの結婚のためにできることを調べる」、4位は「親から具体的な『婚活』パーティ・イベントの勧めがある」、5位は「親が『婚活』パーティ・イベントの種類や内容を具体的に調べる」という結果でした。
「結婚の促し」に加え、「お見合い」のような具体的な結婚に向けた行動や「調べる」といった情報収集を自分に代わって親が行うことは許容できると考えているようです。
結婚した理由として、約3人に1人が「親を安心させるため(39.3%)」と回答するなど、親の期待や気持ちに答えたいと考える子どもも一定層います。
子どもに結婚してほしいと考えるのであれば、結婚してほしい気持ちを伝え、婚活情報などを提供することで優しいプレッシャーを与えることが有効な手段なのかもしれません。
◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「子どもの婚活に親は関わっても良い?」
◆「恋愛・婚活・結婚調査2015」のリリースはこちらを御覧ください⇒「恋愛・婚活・結婚調査2015」
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