男女の役割意識が変化しつつある
「恋愛・結婚調査2017」にて、20代~40代の未婚者に対し、「男女観」について分析しました。
【男女に対する考え方(20代~40代未婚者/「そう思う」「非常にそう思う」計)】
・男は強くあるべきだと思う :39.1%(14年 44.4% 5.3pt減)
・男は女をリードするものだと思う:32.5%(14年 37.5% 5.0pt減)
・男は女を守るものだと思う :43.7%(14年 48.4% 4.6pt減)
男女に対する考え方についてみると、男性は「強くあるべき」「リードするもの」「守るもの」など、従来考えられていた「男女のあるべき役割」に関する項目が減少していることが分かりました。
20代は他の年代よりも減少幅が大きい
さらに、男女に対する考え方を年代別でも分析しました。
【男女に対する考え方(20代~40代未婚者/「そう思う」「非常にそう思う」計)】
<男は強くあるべきだと思う>
20代 39.3%(14年 47.3% 8.0pt減)
30代 39.8%(14年 42.1% 2.2pt減)
40代 37.6%(14年 39.4% 1.8pt減)
<男は女をリードするものだと思う>
20代 36.6%(14年 41.4% 4.8pt減)
30代 29.6%(14年 35.1% 5.4pt減)
40代 27.0%(14年 30.2% 3.2pt減)
<男は女を守るものだと思う>
20代 44.2%(14年 50.4% 6.1pt減)
30代 43.5%(14年 47.9% 4.4pt減)
40代 42.8%(14年 43.0% 0.2pt減)
男女に対する考え方を年代別にみると、20代は30代・40代と比較し、減少幅が大きく、若年層の意識変化が特に大きいことがみてとれます。
「男性はこうであるべき」「女性はこうであるべき」といった意識が希薄化し、従来型の交際形態が変化しつつあるようです。
◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「男性は女性をリードすべき?」
◆「自律的出会いの提言レポート」はこちらを御覧ください⇒ 「自律的出会いの提言レポート2017」
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「恋愛・結婚調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」と明記いただきますよう お願い申し上げます。 また、ご使用に際して「リクルートマーケティングパートナーズ広報窓口」までご一報ください