リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

結婚意欲と学生時代の経験の関係
「結婚意欲がない人」は学生時代に将来のライフイベントについて考える機会がない割合が高い

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長 山口 文洋)が運営する調査・研究組織のブライダル総研より、「恋愛・結婚調査2017」に関する分析をお伝えします。

「結婚意欲がない」割合は約2割。男性の方が意欲が低い
将来の結婚意欲について、20~30代未婚者に「結婚意欲」と「学生時代の経験」について聴取したところ、結婚意欲と学生時代の経験は関係が深いことが分かりました。

【将来の結婚意欲(20~30代未婚者/単一回答)】 
・(今後も)結婚したくない:18.2(男性 20.3/女性 15.6
・どちらともいえない   :22.6%(28.3%/15.8%)
・(いずれは)結婚したい :59.2%(51.4%/68.6%)

 将来の結婚意欲をみると、「結婚したくない」人は2割程度であり、多くは結婚意向があることが分かりました。
男女で比較すると、男性の方が「結婚したくない」割合が高いことがみてとれます。



「結婚意欲がない人」
は学生時代
に将来のライフイベントについて考える機会がない割合が高い
さらに、「結婚意欲がない人」と「それ以外の人」の学生時代の経験について聴取しました。

【結婚意欲別にみた学生時代(13歳~22歳ごろ)の経験・体験(20~30代未婚者/それぞれ単一回答)】
<自分の将来の職業について考えたことがない割合>
・結婚意欲がない人 25.7% / それ以外の人 18.0%(ギャップ 7.7pt)

<自分の将来の結婚について考えたことがない割合>
・結婚意欲がない人 56.1% / それ以外の人 29.3%(ギャップ 26.9pt)

<自分の将来の結婚生活について考えたことがない割合
・結婚意欲がない人 62.3% / それ以外の人 32.1%(ギャップ 30.1pt)

<自分の将来の子ども(出産・育児)について考えたことがない割合>
・結婚意欲がない人 61.2% / それ以外の人 33.4%(ギャップ 27.8pt)

 結婚意欲別に学生時代の経験・体験についてみると、結婚意欲がない人は、それ以外の人と比較し、将来の職業や結婚、結婚生活、子どもなど、将来のライフイベントについて考えたことがない割合が高いことが分かりました。結婚の意欲は学生時代の自分の将来について想像する機会の有無と関係しているようです。
加えていうと、将来ライフイベントについて考えたことがない割合は、女性よりも男性が高いことが分かっています。男性の結婚意欲がない割合が女性より高いのは、将来について考える機会の少なさに関係している可能性があります。

 高校から大学など将来の進路を考えるタイミングで、就職先だけでなく、その先の未来にある結婚や将来のライフスタイルを想像する機会を持つことで自分の結婚意欲が決まっていくのかもしれません。


◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「結婚意欲と学生時代の経験の関係」
◆「自律的出会いの提言レポート」はこちらを御覧ください⇒ 「自律的出会いの提言レポート2017
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「恋愛・結婚調査2017(リクルートブライダル総研調べ)」と明記いただきますよう お願い申し上げます。 また、ご使用に際して「リクルートマーケティングパートナーズ広報窓口」までご一報ください

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。また、ご使用に際して「株式会社リクルートお問い合わせ窓口」までご一報ください。

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