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婚活サービス利用者増加に伴い、男女での情報取得の違いが鮮明に「周囲からの口コミ」は男女差が更に広がり、「ネットでの検索」は男性の増加が特徴的

◆婚活サービス利用者増加に伴い、男女での情報取得の違いが鮮明に 「周囲からの口コ...

◆婚活サービス利用者増加に伴い、男女での情報取得の違いが鮮明に

「周囲からの口コミ」は男女差が更に広がり、「ネットでの検索」は男性の増加が特徴的

 19年調査において婚活サービスの20代~40代の独身者では利用経験割合は23.5%と約4人に1人が婚活サービスの利用経験があり、過去最高を記録しました。では、婚活サービスは主にどのような手段で認知及び情報収集が行われているのでしょうか。全体・男女別で16年調査と比較し調査しました。

活サービスについて調べた(見たり・聞いたりした)情報源(男女/複数回答)14項目中全体の上位3項目を抜粋

※詳細データは下記PDFよりご覧ください

婚活サービスの情報取得において、19年調査では「テレビでの特集・番組」「友人・知人からの話」「検索サイトでのキーワード検索」が上位3項目となりました。また16年調査と比較し、「テレビでの特集・番組」が16.3pt「友人・知人からの話」が13.3ptと

大きく増加していることがみてとれます。婚活サービスの利用者増加に伴い、マスメディアからの注目度の高まり・周囲の利用者の増加が強く影響していると考えられます。また、男女別でみていくと、「友人・知人からの話し」が女性で16.3ptと大きく増加しており、「検索サイトでのキーワード検索」では男性が9.9ptと大きく増加していることが特徴的です。一方で女性の「検索サイトでのキーワード検索」に関しては2.7ptの増加に留まっていることがみてとれます。これらを踏まえ年度による男女差に注目すると「友人・知人からの話」は女性がより増加し、「検索サイトでのキーワード検索」では男性がより増加しています。このように男女別でみると、婚活サービスの利用者増加に伴い男女での情報取得の違いがより鮮明になっていることがみてとれます。

◆背景に男女での「考えの違い」と「ネットサービスへの抵抗感」が一因の可能性

では、なぜこのように情報取得方法に差が生まれているのでしょうか。男女別に自身の考えにあてはまるものを調査しました。

自身の考えにあてはまるもの(男女別/非常にあてはまる」・「あてはまる」の合計)】※29項目中男女差の大きい上位4項目を抜粋

◆面白いと思った情報はすぐに周りの人に話したくなる:男性:40.7% 女性:58.1% ‐17.3pt

◆ネット上のサービスには抵抗を感じる:       男性:19.9% 女性:35.4% 15.5pt

◆些細なことでも、あれこれ心配してしまう方である: 男性:56.6% 女性:66.9% 10.2pt

◆誰かがそうだと言うと、それに従ってしまう方だ:  男性:25.6% 女性:35.5% 差:9.9pt

男女別に自身の考えにあてはまるものをみると、(男性も数値としては高いものの特に)女性は男性よりも「面白いと思った情報はすぐに周りに話したくなる」が17.3pt高くそもそも周囲に発信しやすい性質であることに加え、「些細なことでも心配してしまう」「誰かがそうだというと、従ってしまう」ことから、より信頼する人の生の声を参考にする傾向がありそうです。また、「ネットサービスへの抵抗」が男性に比べ強いことから、従来は周囲に利用者が少なくネットの情報に頼るしかなかったものの、利用者の増加に伴い友人知人からの話を情報源にする傾向が強まったと考えられます。

一方男性は女性に比べ、ネット上のサービスへの抵抗も薄く、多くの情報を効率的に入手できるネットのメリットを優先的に活用していると考えられます。

つまり、男性はより効率的に多くの情報を取得し、女性は周囲の人からの情報が後押しになる傾向が婚活サービスの情報取得にも反映されているのではないでしょうか

◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「男女での情報取得の違いが鮮明に」
◆「婚活実態調査」はこちらを御覧ください⇒ 「婚活実態調査
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「婚活実態調査2019」(リクルートブライダル総研調べ)と明記いただきますよう お願い申し上げます。
また、ご使用に際して「リクルートマーケティングパートナーズ広報窓口」までご一報ください

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