リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

新生活準備費用総額が減少する中、「テレビ」「冷蔵庫」は購入率プラスに。新婚生活にも「家電エコポイント」効果あり

株式会社リクルートの調査・研究組織であるブライダル総研より、「ゼクシィ新生活準備調査2010」(2009年4月~2010年3月に結婚をした首都圏・東海・関西の『ゼクシィ』『ゼクシィインテリア』読者1,090人が対象)からみえてきた、カップルの新生活準備や新婚生活に関する分析をお伝えします。

① 新生活準備のためにかかった費用の総額は110.1万円で、昨年調査より減少

 2009年度の新生活準備のためにかかった費用の総額は、110.1万円で、昨年調査より7.9万円(6.7%)減少となりました。主な内訳を見ますと、インテリア・家具の購入にかかった費用では48.6万円で、昨年調査より0.6万円(1.2%)減少し、家電製品の購入にかかった費用では47.7万円で、昨年調査より1.4万円(2.9%)減少しております。


②【新居の形態】新生活のためのアイテムを既に揃え持っているカップルの増加


 結婚が決まった後から一緒に住み始めた人の新居の形態は、「マンションを借りた」が31.1%で最も高く、「アパートを借りた」が27.8%で続いております。新居に一緒に住み始めた時期を尋ねたところ、「結婚が決まった後から一緒に住み始めた」が71.5%、「結婚が決まる前から一緒に住んでいる」が23.3%でした。
 結婚が決まった後から一緒に住み始めた人の新居の形態では、「どちらかが以前から住んでいた所に移った」が昨年調査より、3.0p増加しており、また、新居に一緒に住み始めた時期では、「結婚が決まるまえから一緒に住んでいる」が2.3p増加しております。
 このような新居の形態から、新生活のためのアイテムを既に揃え持っているカップルが増えており、そのことが、新生活準備のためにかかった費用が昨年調査より減少している要因と見ております。

③【アイテムの購入率】新婚生活スタートにも「家電エコポイント」効果あり

 インテリア・家具と家電製品の購入率をアイテム別に見ますと、インテリア・家具では、「カーテン類」が83.7%で最も高く、次いで「収納ボックス」が66.2%、「自分達用の布団」が64.7%と続いております。家電製品では、「冷蔵庫」が73.5%で最も高く、次いで「照明器具」が70.9%、「テレビ」が67.8%と続いております。
 家電製品の購入率についてアイテム別に15品目を調査したところ、昨年調査より減少している品目が多い中、「冷蔵庫(1位)」、「テレビ(3位)」、「エアコン(5位)」の「家電エコポイント制度」対象品では、昨年調査よりアップまたは同程度の結果となっております。つまり、同制度が新婚生活スタート時の購買にも影響をあたえていると見ております。

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