結婚相手のことを普段どう呼んでいますか。また、他人に話すとき結婚相手をどう呼んでいますか。
呼び方によっても夫婦の満足度が異なることがわかりました。
① 家では1位「名前やニックネーム」。年代によっても差が有り。
20代から60代の男女に“夫婦の呼び方”について聞いたところ、“普段の配偶者の呼び方”は男女ともに1位は「名前や名前にちなんだニックネーム」、2位は男性が「お母さん・ママ・おかあちゃんなど」女性が「お父さん・パパ・おとうちゃんなど」と言う結果になりました。
年代別にみてみると、男女ともに「名前や名前にちなんだニックネーム」は若い世代ほど多いのも特徴です。女性では「お父さん・パパ・おとうちゃんなど」が年齢を重ねるほど多くなるにも関わらず、男性では「お母さん・ママ・おかあちゃんなど」は40代でピークを迎え、それ以上の年代では少なくなる一方、「おい・ねえ」は年齢を重ねるほど多くなっています。
② 外では1位「嫁・嫁さん」/「旦那・旦那さん」2位「家内」「かみさん」/「主人」
それでは他人に話すときの結婚相手の呼び方はどうでしょうか。
“他人に話すときの配偶者の呼び方”は男性1位は「嫁・嫁さん」、2位は「名前」「家内」、女性の1位は「旦那・旦那さん」、2位「主人」3位「お父さん・パパ・おとうちゃんなど」でした。
年代別にみてみると、男性では「嫁・嫁さん」や「名前」、女性では「旦那・旦那さん」などが若いほど多く、一方で男性では「家内」「女房」、女性では「主人」「夫」が年齢を重ねるほど多い傾向です。
③ 呼び方で夫婦満足度に差。「名前」は「お父さん」「お母さん」より高い
“普段の呼び方”別に、“夫婦関係に満足しているか”を見てみたところ、男性では、呼び方の上位1位「名前やニックネーム」が2位の「お母さん・ママ・おかあちゃんなど」より9.6ptも満足度が高く、また女性では「名前やニックネーム」が「お父さん・ママ・おかあちゃんなど」より15.1ptも満足度が高いことがわかりました。
結婚相手があなたの呼び方を変えるタイミングは、もしかしたらそれは夫婦関係の満足度に変化が生じるときかもしれません。また、夫婦関係を改善するのに“呼び方”がポイントになるかもしれません。
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