「婚約指輪」と「結婚指輪」の同一店舗購入が54.9%と、直近7年で最高に
婚約指輪と結婚指輪を同じお店で購入するカップルの割合はどの程度なのでしょうか。「ゼクシィ結婚トレンド調査2018首都圏版」にて、2017年4月~2018年3月に結婚したカップルに調査しました
【結婚指輪購入店が婚約指輪購入店と同一店舗だったかどうか(結婚指輪と婚約指輪の両方を購入した人/単一回答)】
■婚約指輪と結婚指輪を同一店舗で購入 54.9%
(17年:54.4% 16年:49.5% 15年:50.9% 14年:53.2% 13年:51.2% 12年:49.3%)
■婚約指輪と結婚指輪を違う店舗で購入 45.1%
(17年:45.2% 16年:50.1% 15年:48.7% 14年:45.7% 13年:48.5% 12年:50.3%)
婚約指輪と結婚指輪の同一店舗購入は2018年調査において54.9%と直近7年で最高を記録し、2012年比でも5.6pt増加していることがわかりました。
同一店舗購入増加の背景は「重ね付け」と「お店への安心感」がキーワード
では、「婚約指輪」と「結婚指輪」の同一店舗購入がなぜ増加しているのでしょうか。 「結婚指輪を決定する際のデザインの重視点」と 「婚約指輪を探す際の店舗数」を調査しました。
【結婚指輪を決定する際のデザインの重視点(結婚指輪購入者/複数回答)】
■重ね付けが出来るリングであること 39.4%(16年 33.1% ※16年より調査開始)
重ね付けリングのニーズは直近3年で6.3pt増加しています。特別な日のオシャレの1つとしての着用ニーズが増加しているのかもしれません。重ね付けにおいてはセットリング売りされている同一店舗での購入が自然な流れの為、同一店舗での購入に影響している可能性があります。
【婚約指輪を探す際に検討した店舗数(婚約指輪を購入した人/単一回答)】
■全体平均:18年 3.4店舗(12年 3.1店舗)
・5店舗以上の割合:18年 25.4%(12年 18.6%)
・5店舗未満の割合:18年 68.7%(12年 75.1%)
婚約指輪を購入する店舗数において、特に5店舗以上の割合が増加しており、複数店舗を巡って比較検討する人が増加していることがうかがえます。複数の店舗を回ることで、納得感の高いリング選びができ、お店への信頼度が高まっているのではないでしょうか。
また加えて言うと、結婚指輪を購入する時点で、お店を熟知していることで強い安心感を得られていることが考えられます。
つまり、物質的な面においては「重ね付けが出来るリング」のニーズの高まりによる同一店舗でのセットリング購入が考えられ、精神的な面においてはじっくりと指輪選びをし、強い安心感を得ることによる同一店舗での購入増加が考えられます。
多くの情報で溢れている現代において、結婚指輪検討の際にスタッフや商品の認知が既に出来ていることが高い信頼性となり、消費行動に大きな影響を及ぼしているのではないでしょうか。
◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「「婚約指輪」と「結婚指輪」の同一店舗購入が54.9%と直近7年で最高に」
◆「ゼクシィ結婚トレンド調査」はこちらを御覧ください⇒ 「ゼクシィ結婚トレンド調査」
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