リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

「結婚式より前に同居」が約8割。同居スタート時期は、若いほど早い傾向。

◆株式会社リクルートの調査・研究組織であるブライダル総研(所長:鈴木直樹)より、「ゼクシィ結婚トレンド調査2009 」(2008年4月~2009年3月に挙式または披露宴を行った「ゼクシィ」読者981人が対象)からみえてきた、結婚や結婚式、カップルの特徴や変化に関する分析をお伝えします。

①「結婚が決まったら同居」が約4割、挙式・披露宴前に同居スタートが主流に

首都圏カップルが一緒に住み始めるタイミングについて、最も多いのが「結婚が決まった後から挙式、披露宴・披露パーティまでの間」の42.8%、また、「結婚を決める前から」同棲をしていたのが36.7%と、結婚式以前に既に同居を始めるカップルがなんと約8割を占めることがわかりました。逆にこれまで定番のかたちと思われてきた「挙式・披露宴後」から同居したというカップルは約2割とむしろ少数派に。


②24歳以下(妻年齢)では「結婚を決めるまえに」同棲が45.1%


さらに妻の年齢と同居のタイミングの関係について見てみると、「妻の年齢は24歳以下」が「結婚が決まる前」に同棲している割合が45.1%と、他の年齢帯と比べて圧倒的に多いことが分かります。また、「結婚が決まってから」では25~29歳が44.5%と一番多く、「挙式後同居開始」では30歳以上が22.6%と他の年代に比べて多いようです。このような結果から年齢が若いほど、同居のタイミングが早くなる傾向にあることが分かりました。

③同居のタイミングには地域によって大きな違いも

全国の「挙式・披露宴実施者7440人」を対象に実施したにアンケートで地域別にみてみると、「挙式前」と「挙式後」に同居をスタートする割合に地域差があることが分かりました。「結婚が決まる前」と「結婚が決まってから」を合わせた、いわゆる「結婚式前」に同居をスタートさせた割合が一番高かったのは、北海道で84.2%、続いて首都圏が79.5%。一方で、「結婚式後」に同居開始が多かったのは、富山・石川・福井54.7%、関西41.6%。全体的に西日本の方が同居のタイミングは遅い傾向にあります。

現在では、挙式や披露宴を終えた節目のタイミングで同居というより、結婚資金や挙式・披露宴の準備を2人で一緒に行っていくために同居するという考え方が主流のようです。また同居のタイミングには、実家暮らしであったかどうかやその土地の風土などにも影響されやすい事柄のため、地域や年齢によって差が表れやすいと思われます。

◆詳しくはこちら→soukenRN_101013.pdfをダウンロード 
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