リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

挙式形式として「神前式」を選ぶ人が16.7% 高まる和装人気が「神前式」増加に影響か。

株式会社リクルートの調査・研究組織であるブライダル総研(所長:鈴木直樹)より、「ゼクシィ結婚トレンド調査2010 首都圏版」(2009年4月~2010年3月に挙式または披露宴を行った「ゼクシィ」読者1,025人が対象)からみえてきた、結婚や結婚式、カップルの特徴や変化に関する分析をお伝えします。

 お正月に着物で初詣に行った方、またそんな姿を見かけた方も多いのではないでしょうか。そんな華やかな着物姿に憧れを持つ女性も多いはず! そこで、結婚式における和装について調べてみました。

①新婦の衣裳、白無垢12.6%、色打ち掛け14.9%と高まる和装人気

 挙式、披露宴・披露パーティで実際に新婦が着た衣裳について聞いてみたところ、「白無垢」が12.6%、「色打ち掛け」が14.9%でした。2004年に行われた同調査では、「白無垢」7.3%、「色打ち掛け」7.6%だったことから、どちらも増加傾向にあることがわかります。和装の結婚式といえば「白無垢」が定番でしたが、現在では「色打ち掛け」も正礼装と同等に扱われ、また絢爛豪華なデザインが目を引くことから多くの人に選ばれ、「白無垢」と同様にその人気が高まっているようです。


②神前式を実施する人が16.7%と、6年前からほぼ倍増!


 さらに同調査によると、挙式実施者のうち16.7%の人が神前式を行っています。同じく2004年に行われた調査では、神前式を行った人が8.2%だったことから、この6年間の間にほぼ倍に増加しています。同様にほかの挙式形式で、2004年と2010年に行われた調査の結果を比較した場合、キリスト教式(教会式)が74.2%→64.3%に減少、人前式が15.2%→16.8%と微増となっています。このようにほかの挙式形式と比べて、ここ最近は神前式の人気が高まっていることがわかります。

 また、挙式形式として神前式を選んだ人にその理由を聞いたところ、31.5%の人が「着たい婚礼衣裳」と答えています。ほかの挙式形式で「着たい婚礼衣裳」を理由にその形式を選んだ人は、キリスト教式(教会式)15.6%、人前式0.6%で、それらと比べると、婚礼衣裳を決め手として神前式を選んだ人が圧倒的に多いことがわかります。このように最近の神前式の人気の高まりには、“和装への憧れ”があるのではないでしょうか。

◆詳しくはこちら→soukenRN_110112.pdfをダウンロード 
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「リクルート ブライダル総研調べ」と明記いただけますようお願い申し上げます。また、ご使用に際してこちら「リクルート広報窓口」までご一報ください。

この記事をシェアする

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。また、ご使用に際して「株式会社リクルートお問い合わせ窓口」までご一報ください。

最新記事
カテゴリで探す
ハネムーン(7)
ブライダルエステ(プレケア)(3)
プロポーズ(6)
二次会(4)
夫婦・結婚生活(20)
少子化に関するレポート(4)
恋愛(41)
披露宴(60)
挙式(62)
新生活(31)
結婚観(26)
結納・入籍(14)
自律的出会いの提言レポート(7)
調査で探す
婚姻組数予測
恋愛・婚活
結婚・結婚式
夫婦・家族
月別で探す
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年09月
2019年08月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
About us ブライダル総研について
「リクルート ブライダル総研」は、恋愛、結婚、家庭生活全般に関する調査・研究、未来への提言を通じて、ブライダルマーケットの発展と社会課題の解決に貢献することを目的として活動しています。