リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

新婚カップルのおよそ4分の3は毎月貯蓄型

 株式会社リクルートの調査・研究組織であるブライダル総研より、「ゼクシィ新生活準備調査2010」(2009年4月~2010年3月に結婚をした首都圏・東海・関西の『ゼクシィ』『ゼクシィインテリア』読者1,090人が対象)からみえてきた、カップルの新生活準備や新婚生活に関する分析をお伝えします。

 新生活シーズンを迎えるにあたり、日々のマネープランを見直す機会がある方も多いのではないでしょうか。今回は今どきの新婚カップルの貯蓄状況をリサーチしました!

① 新婚カップルの91.4%が貯蓄。「毎月定額を貯蓄」は44%。

 「新生活準備調査2010」によると、新婚カップルに貯蓄をしているかどうかを聞いたところ、91.4%が「している」と回答。貯蓄の方法としては「毎月定額を貯蓄している」が44%、続いて「毎月しているが額は決まっていない」が31.7%で、およそ4分の3のカップルが毎月貯蓄しているという現状が分かりました。
 地域を比較してみると東海では「毎月定額を貯蓄している」人が他の地域より多く、首都圏では「ボーナスや臨時収入を貯蓄している」人が、また関西は全体的に「貯蓄をしている」人の割合が他の地域より多いようです。


② 貯蓄額は1ヵ月8.2万円、年間では121.7万円。

 では、いくらずつ貯蓄をしているのでしょうか。同調査によると1ヵ月あたりの貯蓄額の平均8.2万円、年間では121.7万円という結果でした。地域別では、首都圏が一番多く、月々8.8万円、年間128.1万円となっています。

③ 生活費との割合は25.4%。

 1ヵ月あたりの生活費と貯蓄金額から可処分所得を推計し、それにおける貯蓄の割合を算出したところ、貯蓄の割合は25%という結果になりました。新婚カップルは可処分所得の2割~3割を貯蓄にまわしていることがわかりました。また可処分所得が35万円以上の人は3割以上貯蓄しており、35万円未満の人よりも貯蓄の割合が高い傾向にありました。

 “結婚”という節目で、パートナーとのマネープランを考え、スタートさせたばかりの新婚カップル。この平均値を参考に、貯蓄について見直してみるのはいかがでしょうか。

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