リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

「毎日夫婦揃っての食事」より夫婦がうまくいくコツは、「2~3カ月に1度」以上“旅行”に行く。

 株式会社リクルートが運営するブライダル総研より、『夫婦関係調査2011』(首都圏、東海、関西在住の20代から60代の既婚者及び離婚経験のある独身者、計1200人を対象)から見えてきた夫婦関係の状況や特徴に関する分析をお伝えします。

 毎日の生活に追われる中で、「夫婦そろっての食事」がなかなかできないご夫婦もいるのではないでしょうか。
 『夫婦関係調査2011』で、夫婦そろっての行動実態をきいてみたところ、“毎日一緒に食事をする”より夫婦関係に効果的な方法があることがわかりました。“仕事だから(一緒に食事できなくても)仕方ない”と思っている方、必読です。

①【夫婦での行動実態】普段から毎日一緒に食事をしている夫婦は60.5%。

◆夫婦(家族)そろった普段の食事
「ほぼ毎日」が60.5%で最も多く、半数以上の夫婦が普段から毎日食事をしている結果となりました。
◆夫婦(家族)で外食をする
「月に2~3回程度」が25.7%、「月に1回程度」が25.3%、毎週とまではいかなくとも月に数回外食をしているようです。
◆一緒に買い物に出かける
「週に1~2回程度」が40.6%、「月に2~3回程度」が24.1%。
◆仕事の後や休日に一緒に遊んだり、趣味を楽しむ
「週に1~2回程度」が27.2%、「月に1回程度」が17.6%、「月に2~3回程度」が16.0%。
◆夫婦(家族)で旅行する
「年に1回あるかないか」が32.9%、「半年に1回程度」が31.3%。

 普段から食事は一緒にしている夫婦が過半数を超え、また、週末などを利用して外出したり、趣味などを一緒にする夫婦が多いようです。一方で、旅行は年に1回~2回と言う結果になりました。


②“「2~3カ月に1回程度」旅行をする”夫婦満足度は高く、離婚危機は低い。
 “毎日夫婦そろって食事をする”夫婦よりも夫婦円満の傾向。

 
毎日そろって食事をしている夫婦は、既婚者全体と比較して夫婦満足度が高い傾向があります。それでは、“旅行の回数”別にはどうでしょうか。
 旅行の回数別に夫婦満足度を見てみると、「月に1回以上」旅行をしている夫婦は夫婦生活に「満足している」が88.8%、「2~3カ月に1回程度」旅行をしている夫婦では88.6%と既婚者全体(70.5%)よりも18pt以上高く、また毎日そろって食事をしている夫婦(77.4%)よりも11pt以上高い結果となりました。
 また、この先離婚することはないか“離婚危機”についてきいたところ、「2~3カ月に1回程度」旅行をしている夫婦では82.1%が「離婚しない」と答えており、既婚者全体(69.9%)よりも12pt、毎日揃って食事をしている夫婦(77.0%)より5ptも上回っており、離婚の危険度は低い結果となりました。

 
忙しくて毎日の食事はなかなか一緒にできないけど・・・と言うご夫婦、秋の行楽シーズンにぜひ旅行はいかがでしょうか。

◆詳しくはこちら→soukenRN_110928.pdfをダウンロード     

◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「リクルート ブライダル総研調べ」と明記いただけますようお願い申し上げます。また、ご使用に際してこちら「リクルート広報窓口」までご一報ください。

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