リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

「恋人に求めること」は、男性は年齢を重ねて減少するものの、女性は増加。

株式会社リクルート(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 兼 CEO:峰岸真澄)が運営するブライダル総研では、結婚トレンドにかかわる基礎資料として、20代から30代の未婚者2000人、既婚者(婚約中含む)400人を対象に『恋愛観調査(第1回)』を首都圏、東海 、関西の3地域で実施しました。 ここに調査結果の一部をご報告いたします。

① 「恋人に求めるもの」、男性よりも女性のほうが多くを求める傾向。

『恋愛観調査(第1回)』で未婚者に、「恋人に求めるもの」について聞いてみると、「体力や腕力」、「経済力」など21項目中19項目で女性のほうが男性より「求める」と答えている人が多いことがわかりました。

年齢ごとにみても、その項目と数に変化はなく、女性のほうが男性に多くを求める傾向があるようです。


② 年齢を重ねることで、恋人に求めることが男性は減少、女性は増加。


しかし、男女それぞれを20代と30代を比べてみると少し傾向が異なるようです。

 男性が20代よりも30代でより「恋人に求めるもの」は、「会いたい時に会ってくれる」や「約束を守る」など21項目中9項目で、その増加率の平均は2.1%でした。女性は「体力や腕力」「何かしらの才能や人に自慢できるところがある」など13項目が20代よりも30代で多くなっており、増加率の平均は3.8%でした。項目数、増加率ともに女性のほうが多く、女性の方が年齢を重ねるほど「恋人に求めるもの」が強まる傾向にあるようです。
 反対に減少しているのは、男性が「職業や学歴,社会的地位」など12項目でその減少率の平均は9.2%、女性は「自分の親・兄弟姉妹とも仲良くしてくれる」など8項目で1.7%でした。

男性は年齢を重ねることで「恋人に求めるもの」が少なくなる傾向にあるようです。

③ 恋人を通じて知識や人脈を広げる20代男性。自己成長などが形になることで魅力を感じる30代女性。

最後に、年齢を重ねることで男女間でギャップが広がる項目についてみてみました。

男女間でのギャップが広まる項目のうち、女性に変化はほとんど見られず、男性が恋人に対して求めることが少なくなることでギャップが広がるのが「職業や学歴、社会的地位」「相手の交友関係の広さ」「自分が知らない情報や知識を持っている」で人を通して自己成長や人脈が広がるような項目でした。

一方、男性が恋人に対して求めることが少なくなり、女性が恋人に対して強く求めることでギャップが広まる項目は「何かしらの才能や人に自慢できるところがある」「経済力」など、相手に対する期待が何らかの形になっているような項目です。

20代の男性は知識や人脈を広げられるような人に魅力を感じ、30代の女性は知識や人脈の広がりが結果となって見えることでに魅力を感じる傾向がありそうです。

◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください→soukenRN_120418.pdfをダウンロード
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「第1回恋愛観調査(リクルート ブライダル総研調べ)」と明記いただけますようお願い申し上げます。また、ご使用に際してこちら「リクルート広報窓口」までご一報ください

この記事をシェアする

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。また、ご使用に際して「株式会社リクルートお問い合わせ窓口」までご一報ください。

最新記事
カテゴリで探す
ハネムーン(7)
ブライダルエステ(プレケア)(3)
プロポーズ(6)
二次会(4)
夫婦・結婚生活(20)
少子化に関するレポート(4)
恋愛(41)
披露宴(60)
挙式(62)
新生活(31)
結婚観(26)
結納・入籍(14)
自律的出会いの提言レポート(7)
調査で探す
婚姻組数予測
恋愛・婚活
結婚・結婚式
夫婦・家族
月別で探す
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年09月
2019年08月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
About us ブライダル総研について
「リクルート ブライダル総研」は、恋愛、結婚、家庭生活全般に関する調査・研究、未来への提言を通じて、ブライダルマーケットの発展と社会課題の解決に貢献することを目的として活動しています。