リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

キャンドルサービスが進化して復活! “列席者参加型”で40.0%が実施。

◆株式会社リクルート ブライダル総研(所長:鈴木直樹)より、 「ゼクシィ結婚トレンド調査2009 」(2008年4月~2009年3月に挙式または披露宴を行った「ゼクシィ」読者981人が対象)からみえてきた、結婚や結婚式、カップルの特徴や変化に関する分析をお伝えします。

①26.3%( 04年)まで落ちていたキャンドルサービスの実施率が、09年は40.0%に

披露宴の定番演出ともいえるキャンドルサービス。新郎新婦がお色直しをして再入場する際に、客席テーブルのキャンドルに火をともしてまわる歴史ある演出ですが、近年、その実施率は減少傾向にありました。03年は31.7%、04年には26.3%までダウン。しかし、その後、また徐々に実施率を伸ばし、2008年は39.7%、2009年には40.0%まで復活。
フラワーシャワー、ブーケトス・ブーケプルズなど、他の定番演出と比べても、その伸び率はダントツに高いと言えます。


②会場に一体感を生む「列席者参加型演出」に進化して人気再燃か


以前はキャンドルサービスといえば、新郎新婦が高砂を離れ、列席者に近寄り言葉を交わしたり、一緒に写真を撮ったりするために行われていました。最近ではキャンドルリレーやキャンドルピラミッドなど、列席者が参加し感動をわかちあえるような、参加型の演出に進化をしています。最後に一斉にキャンドルの火を吹き消すことで、さらに会場に一体感が生まれる工夫も。新郎新婦から「自分たちだけでなく、もっと列席者に楽しんでもらいたい」との思いから、人気を集めています。

③背景には、“披露宴の意味づけ”の変化が

その背景には、「何のために披露宴を行うか」という、意味づけの変化が隠れているよう。「友人に感謝の気持ちを伝えるため」に披露宴を行うという人が、2006年の43.4%から、2009年は57.4%と、14%も増えていることが判明。この気持ちの変化からも、参加型キャンドルサービスの人気が分かります。

もはや披露宴は、一方的に見せるものではなく、列席者もともに作り上げていくもの。そんな思いが、演出選びにも反映されているようです。

◆詳しくはこちら→soukenRN_100922.pdfをダウンロード   

◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「リクルート ブライダル総研調べ」と明記いただけますようお願い申し上げます。また、ご使用に際してこちら「リクルート広報窓口」までご一報ください。

データご利用の際の注意点

出典元を正しく明記していただければ、データ利用の許諾連絡は不要で基本的にご利用いただけます。出典元の記載方法については、こちらをご覧ください。

過去情報について問い合わせ等ございましたら、お問い合わせフォームにてお問い合わせください

最新記事
カテゴリで探す
ハネムーン(7)
プロポーズ(6)
披露宴(60)
新生活(31)
結納・入籍(14)
結婚観(26)
挙式(62)
二次会(4)
夫婦・結婚生活(20)
恋愛(41)
ブライダルエステ(プレケア)(3)
少子化に関するレポート(4)
自律的出会いの提言レポート(7)
年別で探す
2020年
2019年
2018年
2017年
2016年
2015年
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
About us ブライダル総研について
「リクルート ブライダル総研」は、恋愛、結婚、家庭生活全般に関する調査・研究、未来への提言を通じて、ブライダルマーケットの発展と社会課題の解決に貢献することを目的として活動しています。