リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

結婚の決め手は「精神的な安らぎ」。2006年から2010年にかけて、9%UP。

◆株式会社リクルートの調査・研究組織であるブライダル総研(所長:鈴木直樹)より、「ゼクシィ結婚トレンド調査2010 首都圏版」(2009年4月~2010年3月に挙式または披露宴を行った「ゼクシィ」読者1,025人が対象)からみえてきた、結婚や結婚式、カップルの特徴や変化に関する分析をお伝えします。

①「相手と将来を生きたかったから」結婚を決めた人が77.2%

「結婚を決めた理由」を聞いたところ、最も多かったのが「相手と一緒に将来を生きたかったから」で77.2%。次に、「相手と一緒に生活をしたかったから」が61.9%で、やはり、相手あってこその結婚だということが分かります。
続いて、「精神的に安らぎが得られるから」が50.6%、「子供など家族が欲しかったから」が30.8%、「結婚する年齢になったから」が25.2%という結果になりました。

 
②結婚に「精神的な安らぎ」を求める人が急増中


3番目に多かった「精神的に安らぎが得られるから」ですが、ここ数年で見ると、結婚を決めた理由に挙げる人が急増しています。2006年の41.6%から徐々に増え、2009年は48.2%、2010年は50.6%と、4年で9%もUP。不安定な社会環境の中で、結婚に安らぎを求める思いが透けて見えます。
また、「子供など家族が欲しかったから」も、26.3%から30.8%と増加傾向にあり、以前よりも「家族を作りたい」気持ちが強まっていることが分かります。

③新婦の年齢が上がると、さらに子供や家族への思いが強まる

新婦の年齢別に「結婚を決めた理由」を見たところ、「精神的に安らぎが得られるから」を選んだ人が、24歳以下では42.0%、25~29歳では50.2%、30歳以上では54.5%と、年齢が上がるとともに、徐々に増えていることがわかります。「子供など家族が欲しかったから」も、24歳以下では25%であるのに対し、30歳以上では、54.5%となっています。

結婚式自体が、家族やゲストとの絆を確認する場と変化しているのも、このような家族への強い思いが、背景にあるからかもしれません

◆詳しくはこちら→soukenRN_101117.pdfをダウンロード 
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