リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

引出物の「贈り分け」実施率は約77%。引出物も贈る人の個性に合わせる時代に。

株式会社リクルートの調査・研究組織であるブライダル総研(所長:鈴木直樹)より、「ゼクシィ結婚トレンド調査2010 首都圏版」(2009年4月~2010年3月に挙式または披露宴を行った「ゼクシィ」読者1,025人が対象)からみえてきた、結婚や結婚式、カップルの特徴や変化に関する分析をお伝えします。

①「引出物」の贈り分けは上昇を続け、2010年では約77%に

結婚式でゲストに渡す、引出物や引き菓子などのギフト。近年、ゲストによって引出物の内容を変える「贈り分け」が増えています。首都圏での引出物など「ギフトの贈り分け」の実施率は、2010年で77.2%。2004年では60.4%の実施率だったので、6年間で16.8%もポイントを上げたことになります。また、全国での実施率も78.1%という結果になりました。


②「贈り分け」は3パターンが最も多く約38%


贈り分けのパターン数は、首都圏では「3パターン」が最も多く、38.4%。次いで、「2パターン」が32.3%、「4パターン」が12.5%と続きます。また、なんと「7パターン以上」という人が、5.5%もいることが判明。平均の贈り分けパターンは「3.7」という結果になり、贈り分けパターンの細分化がどんどん進んでいるようです。

③親族、友人などゲストとの間柄で贈り分けを決める人が約70%

では、どんな基準で贈り分けを決めているのでしょうか。贈り分けの際の基準を聞いてみると、「親族と友人などゲストとの間柄によって」が70.6%と、ダントツで多いという結果に。その他、「招待客の年齢層によって」、「招待客の性別によって」、「ご祝儀の額によって」などの声が上がりました。

以前は、結婚式への出席や、ご祝儀へのお礼としての意味づけが強かった引出物などのギフト。最近では、結婚式自体も「親族や友人への感謝の場」と変化しているように、引出物などのギフトも、「もらい手に喜んでもらいたい」という意識が強くなっているよう。その分、「ただ贈る」だけでなく、内容へのこだわりも強くなっています。
親族・友人などの新郎新婦との間柄や、年齢・性別など、相手の個性に合わせて、贈り分けをする時代となっているようです。

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