リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

ギフトの贈り方からみえる、ゲストを大切にする意識
「ギフトの贈り分け」をするカップルは81.8%で年々増加傾向

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都千代田区 代表取締役社長 冨塚 優)が企画運営する結婚情報誌『ゼクシィ』では、新婚カップルの結婚スタイルについて詳細に把握するために、毎年「結婚トレンド調査」を実施しています。1994年に首都圏で開始した調査は、年々調査地域を拡大し、現在では北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、東海、関西、岡山・広島・山口・鳥取・島根、四国、九州の15地域による全国規模の調査を実施しています。ここに、調査結果の要旨をご報告いたします。

◆81.8%がギフトの贈り分けを実施。年々増加傾向に
 結婚式に出席してくれたゲストに贈る、引菓子、引出物などのギフト。実に96.1%のカップルがギフトを用意しています。
気になるのは「贈り分け」。どのくらいのカップルがギフトの贈り分けを実施しているのでしょうか。
 『結婚トレンド調査2014』にて、2013年4月~2014年3月の間に結婚をした首都圏のカップルに、「結婚式のギフト」の実態について調査しました。

【招待客によってギフトの中身を変えたか(贈り分けしたか)(ギフトを用意した人/単一回答)】
 「変えた」:81.8%
  (08年 72.4% / 09年 75.8% / 10年 77.2% / 11年 79.9% / 12年 80.2% / 13年 80.3%)

 「招待客によってギフトの中身を変えた(贈り分けをした)」カップルは、81.8%で、08年から年々増加傾向にあり、ここ7年で最も高いことが分かりました。

◆贈り分けは「間柄」「性別」「年齢層」が基準
さらに、贈り分けの基準などについても調査しました。

【ギフトの贈り分けパターン数(贈り分けした人/単一回答)】
  平均:3.8パターン
     (10年 3.7パターン/11年 3.4パターン/12年 3.6パターン/13年 3.8パターン)

【ギフトを贈り分けするときの基準 上位3項目(贈り分けした人/複数回答)】
  1位:親族と友人など、ゲストとの間柄によって   70.8%
  2位:招待客の性別によって              29.0%
  3位:招待客の年齢層によって             28.3%

 贈り分けのパターン数は平均3.8パターン。さらに、贈り分けをするときの基準をみると、「親族と友人など、ゲストとの間柄によって」が70.8%で最も多く、「性別」が29.0%「年齢層」が28.3%であることが分かりました。
 カップルはゲスト1人ひとりとの間柄や性別、年齢を思い浮かべながら、ギフトを準備しているようです。
 
 ギフトの贈り方からも、「ゲストに喜んでもらいたい」という、カップルのゲストを大切にする意識の高まりが伺えます。

◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください→「ギフトの贈り分けとゲストを大切にする意識」(PDF)をダウンロード
◆「ゼクシィ結婚トレンド調査2014」の詳細についてはこちらをご覧ください→ 「ゼクシィ結婚トレンド調査2014」
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「ゼクシィ 結婚トレンド調査2014調べ」と明記いただきますよう お願い申し上げます。 また、ご使用に際してこちら「リクルートマーケティングパートナーズ広報窓口」までご一報ください

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