◆親が嬉しそうにしていたのは「サプライズの演出」
結婚は人生の中で重要なライフイベントの1つ。その節目となる結婚式は、披露宴実施理由で最も多い「親・親族に感謝の気持ちを伝えるため(72.0%)」が表すように、自分の親とのつながりを意識して結婚式を実施するカップルが多いようです。
では実際に、結婚式を実施したカップルの親はどのような場面で喜びを感じているのでしょうか。
『結婚トレンド調査2014』にて、2013年4月~2014年3月の間に結婚式をした首都圏のカップルに、「結婚式の準備から当日を通じて親が嬉しそうにしていたこと」について調査しました。
【結婚式の準備から当日を通じて親が嬉しそうにしていたこと 上位5項目(全体/複数回答)】
1位 当日親にサプライズでプレゼントや演出を行ったこと 53.8%
2位 ドレス・衣裳を親と一緒に選んだこと 53.5%
3位 社会人として成長した自分を見てもらえたこと 38.2%
親が嬉しそうにしていたことで最も高かったのが、「当日親にサプライズでプレゼントや演出を行ったこと」が53.8%でした。
実際に「当日に親にプライズプレゼントや演出」を行ったカップルは52.8%と半数を超えており、多くのカップルが親に直接感謝を伝える演出を行っているようです。
また、挙式の入場前に母親が花嫁のベールをおろす、「親からベールダウンをしてもらう(10年25.8%→14年55.6%)」演出が増加しており、サプライズ演出以外でも親が役割を持つ演出が定番化していることがみてとれます。
◆親が最も関心を持つのは「新婦の衣裳選び」
さらに、親の興味・関心が高いかったアイテムについても調査しました。
【親の高い興味・関心があったアイテム上位3項目(全体/複数回答)】
1位 新婦の衣裳選び 33.6%
2位 挙式、披露宴・披露パーティ会場選び 27.3%
3位 披露宴・披露パーティでの料理・飲み物選び 22.7%
親が最も興味・関心があった項目として「新婦の衣裳選び」が最も高いことがわかりました。
前述の「親が嬉しそうにしていたこと」でも「ドレス・衣裳を親と一緒に選んだこと」が上位に挙がっていることから、「衣裳」は親にとっても関心が高いアイテムであるようです。
また、新婦の衣裳選びの関与状況として「(親から)たくさんのアドバイス・要望があった」は18.2%で約5人に1人は親からのアドバイスを受け、「(親が)自ら望んで店や店舗に足を運んだ」が15.4%いることから、興味・関心を持つだけでなく、実際に意見を伝えたり、試着を見学に行くなど、一緒に衣裳選びを楽しんでいる様子がうかがえます。
結婚式の演出はもちろん、親に楽しんでもらえる「衣裳選び」も、親とのつながりを実感できる機会となっているのかもしれません。
◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください→「結婚式で親が喜ぶ瞬間は?(PDF)」をダウンロード
◆「ゼクシィ結婚トレンド調査2014」の詳細についてはこちらをご覧ください→ 「ゼクシィ 結婚トレンド調査2014」
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