リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

73.5%がブライダルフェアを体験。2013年調査から増加。
ブライダルフェアに参加する人は「サービスの質」を重視している

株式会社リクルートマーケティングパートナーズ(本社:東京都中央区 代表取締役社長 山口文洋)が企画運営する結婚情報誌『ゼクシィ』では、新婚カップルの結婚スタイルについて詳細に把握するために、毎年「結婚トレンド調査」を実施しています。1994年に首都圏で開始した調査は、年々調査地域を拡大し、現在では北海道、青森・秋田・岩手、宮城・山形、福島、茨城・栃木・群馬、首都圏、新潟、長野・山梨、富山・石川・福井、静岡、東海、関西、岡山・広島・山口・鳥取・島根、四国、九州の15地域による全国規模の調査を実施しています。ここに、調査結果の要旨をご報告いたします。

◆ブライダルフェアの訪問割合は73.5%。2013年調査から増加傾向
 結婚式における情報収集の場の一つとして、「ブライダルフェア」がありますが、どのくらいの人がブライダルフェアを利用し、どのようなことに注目して会場を選択しているのでしょうか。2015年4月〜2016年3月に結婚式を実施したカップルに対し、「ブライダルフェア」について調査しました。

【検討期間中のブライダルフェアの訪問状況(披露宴・披露パーティ実施者/単一回答)】※無回答は非表示
・出かけた   :73.5%(13年 70.7%/14年 70.9%/15年 72.3%)
・出かけなかった:25.9%(13年 28.3%/14年 28.3%/15年 26.5%)

【ブライダルフェアへの訪問数(ブライダルフェア訪問者/単一回答)】
平均 3.1件
・1か所:24.0%
・2か所:26.9%
・3か所:17.1%
・4か所:13.1%
・5か所以上:18.0%

 披露宴・披露パーティ会場の検討期間中にブライダルフェアを訪問したカップルは73.5%であり、2013年調査から増加傾向にあります。また、訪問するフェアの平均数は3.1か所であることがわかりました。
 分布でみると、「2か所」訪問する人が最も多く、さらに約5人に1人が「5か所以上」訪問しており、複数のフェアを訪問し比較検討するカップルが多いようです。


◆ブライダルフェアに参加する人は「サービスの質」を重視している

 では、ブライダルフェアに出かけた人は、どのようなことに注目して会場を選択しているのでしょうか。

【披露宴会場を決定する際の重視点 ブライダルフェアに参加した人としなかった人の差が大きい3項目(ブライダルフェアへの訪問有無別/複数回答)】
・1位:「会場の従業員の接客態度が良いこと」
 ブライダルフェアに出かけた人 37.1% / ブライダルフェアに出かけなかった人 24.8% (12.3pt)
・2位:「婚礼担当の接客態度が良いこと」
 ブライダルフェアに出かけた人 41.3% / ブライダルフェアに出かけなかった人 30.0% (11.3pt)
・3位:「料理」
 ブライダルフェアに出かけた人 61.8% / ブライダルフェアに出かけなかった人 51.0% (10.8pt)

 ブライダルフェアの参加状況別に会場決定時の重視点をみると、ブライダルフェアに出かけた人は、出かけなかった人に比べて「従業員の接客態度」 「婚礼担当の接客態度」 「料理」が高いことがみてとれます。建物の外観や内装といったハード面よりも、「サービス」をより重視する傾向にあるようです。
 また、最も役に立ったブライダルフェアの内容として、「試食」「会場見学」「模擬挙式」が挙げられていますが、プログラムの内容そのものだけでなく、プログラムを通じて、サービスの姿勢や質を確認していることがうかがえます。

 近年の結婚式におけるゲストへのおもてなし志向の高まりも相まって、実際にゲスト目線に立ってサービスを体験できる、ブライダルフェアへの関心が高まっているようです。


◆グラフ、詳細はこちらを御覧ください⇒「73.5%がブライダルフェアを体験。2013年調査から増加」
◆「ゼクシィ結婚トレンド調査」のリリース・報告書はこちらを御覧ください⇒ 「結婚トレンド調査2016
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「ゼクシィ結婚トレンド調査2016」と明記いただきますよう お願い申し上げます。 また、ご使用に際して「リクルートマーケティングパートナーズ広報窓口」までご一報ください

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