リクルートブライダル総研は、結婚に関する調査・研究、未来への提言を通じて、マーケットの拡大と社会課題の解決に取り組みます。

海外ウエディング:挙式会場の選択理由 1位「海が見えるから」

 株式会社リクルートが運営するブライダル総研が発表した、『海外ウエディング調査2011』(首都圏、東海、関西在住の『ゼクシィ』読者のうち、海外で挙式を行った人、計418人を対象)から見えてきた海外ウエディングの状況や特徴に関する分析をお伝えします。

① 海外ウエディングでの挙式会場は9割以上が「教会(チャペル)」。

 『海外ウエディング調査2011』によると、海外ウエディングでの挙式会場は「<独立した>教会(チャペル)」が70.3%で最も多く、次いで「ホテル内の教会(チャペル)」は22.7%と9割以上が「教会(チャペル)」で挙式を行っています。
 ウィリアム王子とキャサリン妃の結婚式がウェストミンスター寺院と“寺院”で行われたのも記憶に新しいですが、様々な選択肢がある挙式会場の中でも多くのカップルが「教会(チャペル)」で挙式を行っているようです。

② 挙式会場の選択理由は1位「海が見えるから」2位「外観が気に入ったから」。

 それではなぜその「教会(チャペル)」を選んでいるのでしょうか。

【挙式会場の選択理由】
・1位「海が見えるから」59.6%
・2位「外観が気に入ったから」51.4%
・3位は「内装が気に入ったから」48.8%

 海外ウエディングでは宿泊場所から挙式会場が近かったり、列席者がまとまってバスで移動するなど、結婚式前後の列席者の移動手段に対する壁が低く、景色や建物などハード面でも“憧れ”を叶えやすいのかもしれません。

③ 挙式を記録に残す“こだわり”増加!?挙式写真や衣裳の費用が増加。

 そんな憧れの会場で行う挙式だからこそ、記録に残すこだわりが増えているのでしょうか。
 挙式の写真撮影の費用が2005年に16.0万円だったのが、 2011年は23.2万円とおよそ1.5倍になっています。
 また、衣裳にもこだわりが増えており、新郎・新婦衣裳総額では2005年の28.2万円から増加し、2009年から3年連続で34万円台を推移、2011年は34.5万円となっています。

 海外ウエディングは、列席者と旅行も楽しめて、挙式でも憧れも叶え、結婚式に対する憧れを合理的に楽しんでいると言えそうです。

◆詳しくはこちら→soukenRN_111005.pdfをダウンロード 
◆出版・印刷物へデータを転載する際には、「リクルート ブライダル総研調べ」と明記いただけますようお願い申し上げます。また、ご使用に際してこちら「リクルート広報窓口」までご一報ください。

この記事をシェアする

データご利用の際の注意点

出典元を明記していただければ、基本的にご利用いただけます。出典元の記載方法についてはこちらをご覧ください。また、ご使用に際して「株式会社リクルートお問い合わせ窓口」までご一報ください。

最新記事
カテゴリで探す
ハネムーン(7)
ブライダルエステ(プレケア)(3)
プロポーズ(6)
二次会(4)
夫婦・結婚生活(20)
少子化に関するレポート(4)
恋愛(41)
披露宴(60)
挙式(62)
新生活(31)
結婚観(26)
結納・入籍(14)
自律的出会いの提言レポート(7)
調査で探す
婚姻組数予測
恋愛・婚活
結婚・結婚式
夫婦・家族
月別で探す
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年09月
2019年08月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
About us ブライダル総研について
「リクルート ブライダル総研」は、恋愛、結婚、家庭生活全般に関する調査・研究、未来への提言を通じて、ブライダルマーケットの発展と社会課題の解決に貢献することを目的として活動しています。